空のむこうに ~自転車徒然 ほんのりと~

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2019年 03月 20日

朧月夜

街中で暮らしていると、月がどれだけ明るいか、なんて意識も感覚も薄れてしまうけど
外灯のない河川敷なんかを自転車で走っていると、月の明かりを肌で感じる。
月のない晴れた空の夜は漆黒の闇、ヘッドライトが照らすコントラストは強烈で
満月の夜は、闇が月明かりに満たされて、群青のトーンが視野に広がる。

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朧月ゆえ、満月の夜かはわからないが、暗闇に月明かりが満たされて影を描く。
雲ひとつ無い、間接光のない直射光だけ故に、見える世界の輪郭が明確だ。

頭の中が空っぽで、ペダルを回して河川敷の真ん中を走るコースに行くと
真正面に月と対峙し、周囲の風景の立体感が、仮想空間のごとく立体を強調する。
今、まさに自分が走り進んでいく世界の空間が明瞭になるとともに
引力をなくしたような浮遊感に襲われる。

このまま空に浮かんじゃうのかもしれない。

単純に闇が深いならではの、空間認識があやしくなっているからかもしれん。
かといって、ふらついて転倒するような感覚はなく、例えようのない錯覚なのかもしれん。

何故か無音の世界。
周りの音が意識の外にある。

漠然と、生と死の間にいるような感覚も染みてくる。
自分だけ隔離されたようで、または無言の啓示を受けているようにも思えてくる。
そして、憑き物が落ちたような、心の清浄を感じたわけです。
不思議不思議。







# by jake490 | 2019-03-20 23:49 | ジテ通
2019年 03月 17日

カタクリ

繁く写真を撮影するようになってから、花の名前に詳しくなったような気がする。
カタクリなんて花の名は比較的最近知ったのだけど、
花を対峙して見つめるなんてことは、無かった。

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去年の春に、訪れたカタクリ群生地に、今年もやってきた。
駄菓子菓子、今年の冬の気候が悪さをしたのか、花の先はじめで、
一面のカタクリ、というはまだまだ先。

蜂の如く、花から花へ

来訪者がまだ少ない分、落ち着いて撮影できるのはありがたい。
その分集中できるわけだけれど

まだまだ、なワタクシと、機材を突き抜けるワタクシと......

まま、花は美しいが、もう少しなんとかならんのか、なワタクシが、美しさを曇らせる。






# by jake490 | 2019-03-17 23:01 | 写真、カメラ
2019年 03月 16日

春の野原

いよいよ陽気が春めいて、厚着をしなくても大丈夫かなぁ、な良い日和。
幸いにして、小さな山向に、昔ながらのと言ってもいいほどの鄙びた農家中心の地域があって
日当たりの良いその地は、ワタクシの知る限りでは、春が一番早い。

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電動アシストに乗る家人が、勝者のごとく、息を弾ませるワタクシを見下ろしながら坂を登り、
頂上の信号で話しかけられたって、返事が出来ない、っちゅうの。

ワタクシの手でチェーン交換したスピハチくん。
結構な急傾斜を踏み込んで登ってみたけれど、繋いだチェーンが切れることなく、
8速チェーンはゴツい分だけ、ギアにチェーンの食い込み感が強く、力がダイレクトに伝わる感じ。
これは、以外に気持ちいい。

途中うっかり、こうすればチェーンが落ちちゃう、ってのをわかっちゃいるけど、落としちゃって
先方へ姿が見えなくなった家人はスタコラ、鄙びたエリアの入り口へ行ってしまい
コレが逆立ちだったら、......
まあ、日差しが気持ちいいから、台無しにするのはよそう。


数日前に来訪し、どこにどんな花が咲いているか、をロケハンした家人の従い
畑の隙間を縫うように走る。

農家の家屋の隙間から日当たりの良い開墾前の畑が目の前に。
薄紫の、ホトケノザが絨毯のように群生する光景が飛び込んできた。
もう、圧倒的.....春だな。





# by jake490 | 2019-03-16 23:53 | 写真、カメラ
2019年 03月 15日

お写ん歩な街乗り

月間走行距離を先月と同等にもっていくには、ロングをキメたいトコだけど
どうも先週末に、痛めた腰が燻ったママだ。
それに、なんだかノリも悪い。
こういうときに強引さも必要だが、それがどツボにはまらんとも限らないわけで
キモチとカラダのご利用は計画的に.....だな。
帰路の途中で用を済ませたら、街をお写ん歩することにしよう。そうしよう。

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小腹も空いているし、そういえば、和菓子屋さんのおばあちゃん元気かなぁ。
幾重にも繕った暖簾をくぐり、店の奥に声を掛ける。
小豆を炊き餡を練るのはたいへんだ。
引退せずに、作れるだけ作る、そんな感じで控えめに和菓子が並ぶ。
粒餡大福の最後の一つ、コレはワタクシがいただこう。

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交通機動隊が帰還するのを横目に見ながら、街の中心部へ向かう。
時代遅れのアーケード、と揶揄された通りも
さらに時代がすぎればレトロな味わい的な今の時代に新しい価値が生まれてるようにも。

そんな街通りに保存建築な文化遺産とばかり思っていた建物が、実はまだライブだったのはかなり衝撃的で、
実はナニナニ、な裏話があったとしても、こういう店舗があり続けることは意味がある。
だけど、こういった建築を維持していくには何かしら補助が必要なんだろうな。

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なかば驚きながら、散策を続けると、夜は日中見えなかったものが見えて
昭和な木造住宅を発見する。
くたびれ方からすると実際に人が住んでいるかどうかは不明。

板壁の前に立つコンクリート電柱とLED街路灯が世代間を見せてくれるのだが
あんまり違和感なく見えるのは、歳のせいなのか、
それともコレはコレでアリなのかもしれん。






# by jake490 | 2019-03-15 23:45 | 写真、カメラ
2019年 03月 14日

黒鋼のチェーン

鈍亀メカニックなワタクシ自身に辟易しているのだが、いつまでも鈍亀メカニックじゃ駄目じゃん。
逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、by 碇シンジ
で、なんとかやっちゃおうって、イジるとやっぱり納得できね〜〜なわけで
となると、あんたバカァ~〜〜by 惣流・アスカ・ラングレー
と、負の連鎖であった自転車生活に終止符を打とう!
幸いにして、フロックタイヤの無駄な摩耗を防ぐべく、スペアホイールを検討した挙げ句
うっかりころんでミニベロと共同生活が始まり、
片方が、整備中でも片方に乗れる、スキマ時間を自転車いじりに使える環境が出来ちゃったんですね。
意外とうまくいったブレーキパット交換後の効きの良さ、はトラウマな闇に光を差し込む微細ながら穴を開け
ディレイラーの調整の理屈に遅ればせながら気がついた件で、光の筋が僅かに見えるようになったのだが、その矢先である。
やたら、チェーン落ちが激しくなっちゃったわけですわ。


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とりあえず、ディレイラー調整の理屈からすれば、疑うべきは、チェーンの寿命だろうこと。
チェーン交換はバイクのOHのときに随時施していたので、まだ自分でやったことがないメンテの一つ。
まずはチェーン切りから揃えるのだが、どれがいいか、わからん。
いい工具だろう、とわかるものはお値段が高い。
それなりのものをそれなりに、は一体どれよ、と店舗で相談する前に下調べするも、定まらない。
チェーンは下手して失敗するのはヤダなので、お安いチェーンで、お試しするのは決まった。

さてどうすっか、と帰路のLSDな遠回りライドの途中で、シフトするたびにチェーン落ちするぐらいの勢いで、症状が悪化。
これはもう、すぐに手当だ、オペだ!!!とあいなり、眼の前に現れたのは、「あさひ」だった。
この時間に開いている店舗はココだけだし、水曜日だしほかは定休日。選択の余地はない。
コレまでのワタクシと異なるのは、ココでチェーン交換を依頼するのではない、事だ。脱トラウマ!!!

で、あさひオリジナル工具のチェーン切り(コレしかおいてなかった)と、8速チェーンの在庫無く、
コレならありますよ、と出してくれた、ママチャリ仕様にも見紛う品質に見えた補修用チェーン
の2点を購入。

チェーン切りの加工精度は公差が多めなもので、少しためらったが、プレートを抑える調整ネジ構造が面白そうなので、それに安かったし、コレしか選べなくてもOKで。

チェーンはKMC製、インナープレートに肉抜きの穴が開いているが、加工の仕上げはなんとも言えね〜な感じ。
同じ作りで錆止コーティングの有無で値段が違いすぎ、オイルだけは潤沢にくれてやっているのでね。
錆止めなしの安価な方で。練習台だしなぁ。


早速次の日、仕事が終わった後、保管してある一室で作業開始。
思いの外、チェーン切りのアジャスターはピンに正確に矢を当てて、失敗なく切ることが出来た。
コマの数を合わせて、新しいチェーンの長さを揃え、比較してみると、
使ってきたチェーンはずいぶんと伸びていた。

チェーンの通過部分を掃除して、連結。
と、その前に、リアディレイラーの調整を施してシフターケーブルの張りも調整。
連結する位置に持ってくるのと持つのに苦労をしたものの、アンプルピンを挿入。
あとはアウタープレートとアジャスターボルトで固定。
チェーンオイルを注して、なじませながら、リアディレイラーの微調整を行い、本日の任務完了。

新旧チェーンの重さを量ると、新しいチェーンのほうが6グラムほど重い。
ネットで検索すると、それほど高価なものでもなく、8速チェーンと言えど、まだ、シマノ以外には多くの銘柄があるの知った。

それに、チェーン切りを手に入れ、チェーン交換の敷居が下がったので、
高価のチェーンを長く使うよりも、セカンドグレード等、の安価なチェーンを早めに交換するのがよろしかろう。
異なる銘柄を試すのもよろしかろう。


さて、試乗を兼ねての帰り道。
ギアチェンジの切れ味も戻り、タイムラグも少ない、トルクのかかりもよく、機械的精度感が上がった感触。
まま、いい仕事ができたかな、と思ったら、まさかのチェーン脱落。

まぢか〜〜〜〜

トラウマの闇にズブズブ沈みはじめる。
お仕事で常備しているニトリルグローブをサドルバッグから取り出し、ギアクランクにかけ直し
様子を見ながら慎重にシフトするも、また脱落。

ただ、チェーン交換する前よりも、原因がハッキリしていそうな感触があるゆえ
更に観察すると、脱落はシフトアップ時に起こる事が判明。
それも、シフト時にトルクが抜ける時に、と絞られた。

リアディレイラー調整に不具合があるというよりは、他に原因がありそうな。
アレコレ、メカニカルな原因と対策を考えながら走り、
シフトアップ時にチェーンの張りを緩めないペダリングをすればよろしかろう、と思いつく。

どうも、チェーンがあばれる君な時がイカン。
なので、暴れないようなシフトテクとペダリングテクだな。

少しペダリングを変えてみると、チェーンラインはピン!
脱落すること無く、高級変速機とまでは流石に言わないが、キレもよく、お値段イジョ〜〜な雰囲気を醸し出す。
半身までトラウマの沼に沈み込んだ体が蜘蛛の糸を掴んで抜け出したような。

帰宅後、チェーン落ちの原因を探ってみると、どうも、チェーン落ちはミニベロの持病らしく
減らすことは出来てもゼロには出来ないようだ。
対策としてはチェーンキャッチャーを施すなり、やり方がある。
なるほど、スピハチくんについているチェーンキャッチャーは、コレだからなのか。
摩耗している部分があるやもしれず、チェックしておこう。

ということで、まずはリアディレイラー調整は及第点な様子。
チェーンも今の所大丈夫。
トルクムラのない美しいペダリングを所望されるグルメなスピハチくんである。








# by jake490 | 2019-03-14 23:01 | イジる