裏ヤビツからヤビツ峠〜湘南平、そして稲村ケ崎で夕日をみる
2008年 12月 13日
最近はCAAD9ばかりだったが、今日は原点回帰、Jakeで出掛ける。
僕の旅の原点はJake+オフロードタイヤ、路面を選ばす、趣くままに走って行くことが信条だ。
丹沢、裏ヤビツはこちらが雨だったら雪になるかもしれない。
それにもう路面が濡れていれば凍結していてもおかしくない季節。
暖かい日が続いた今が、裏ヤビツから峠に登り表に抜けるチャンスかも。
路面凍結の可能性があるならば、むしろJake+オフロードタイヤが都合が良い。
宮が瀬湖は寒々とした冬景色。
三ケ木から登りはじめた辺りから吐く息が白く見え始めた。
自販機でペットボトルのミルクティーを買ったらすぐに再スタート。
今日はイーブンペースで休憩を少なく、が旅のペース。
冬に裏ヤビツを走るのは初めて。
路面凍結注意の電光掲示板も出ているので、気を引き締めて登っていこう。
すっかり落葉して見透しの効く谷間を眺めながら、穏やかな坂をのぼっていく。
下りでは風切り音で聞こえなかった、川の流れる音や滝の音が響くように聞こえてくる。
ダラダラのぼる坂道は、気温が低い今ならさほど辛く思えないが、夏場の暑い盛りには水分をたっぷり欲しくなるに違いない。
葉の無くなった枝の向こうにみえるルートを眺めながら標高を稼いで行く。
裏ヤビツでお気に入りの場所。
でも高所恐怖症になりそうなくらい高さのある橋の上。
それにエンド部品を曲げてしまった嫌な思い出も蘇る(苦笑)
札掛をすぎた辺りから本格的な登りが始まる。
久々の重いタイヤの抵抗感に脚が消耗するが、じっくりペースで対抗する。
きまぐれ茶屋あたりの坂をすぎると傾斜がゆるんでしばらく行くとヤビツ峠に到着する。
shiitakeさんにならって、バス停で記念撮影を、と思ったら休憩している人が陣取っているので定番の看板で我慢する(爆)
表をTTしてきたローディがたまっていたが、挨拶してもほとんどシカト状態。
ロードに乗ってないとダメなのかな。
表の一部がダートになっているらしいので情報を入れときたかったのだが....
まあいい。情報過多だと旅も面白くない。
ウインドブレーカーに厚手のグローブを装着して表を下る。
下りはじめてしばらく行くと路面がダートに(舗装工事の途中)。
菜の花台までダートが続いた。
菜の花台は日当りも良くポッカポカ。
高度感のある景色を堪能しながら、カロリーメイトを食べる。
坂をのぼるとお腹がすくなぁ。
霞むように遠くに湘南平がみえる。
山を越えて湘南の海に出る、のが、いつかはやってみたい旅のプランだったのだが...
オマケに登ってみようかな〜
表を下り、名古木を渡って県71秦野二宮バイパスを海に向かって突き進む。
アップダウンのある道だが、基本的に名古木から二宮までは下り坂、逆はちょっと走りたくないぐらいの坂道。
東海道本線をくぐって一国を左折、大磯方面へ。
箱根に行った時に通っているので、少し懐かしい感じがする。
大磯警察署をすぎたあたりの一国沿いにYOUCAN大磯店がある。
特に買い物は無いのだが、中を一通りのぞいてみる。
これでYOUCANの3店舗、全店舗を制覇です。
一国を走っていると左手に電波塔のある、ポッコリと高い山がみえる。
それが湘南平だ。
山の斜面をみてるといきなり急な傾斜の坂道を上らされそうで、気が臆してくる。
やっぱりだよ。
直線の急な坂道は精神的にきついなぁ。
登りきったと思ったらもう一回登る、みたいなだまし討ちのような坂を登りきると展望台と電波塔が見えてくる。
これもブログでよく見る構図のショット。
ここで写真撮りたくなる気持ち、よくわかります。
展望台に登ると、景色のよさに、うなってしまいました。
しばらくぐるぐると360°見通せる景色を眺めてしまいました。
あの急坂を登ったご褒美には十分です。
身体が冷えきってしまったのでペダリングがぎくしゃくしながら湘南平を降りて、R134を東へ。
なぜかペースの上がるR134、消耗した脚にはキツいのですがペダルをくるくるまわしてしまいます。
息も上がってしまったので、少しのんびりペースで海を見ながら走ろうと、サザンビーチあたりから海沿いのCRへ。
ゆっくり流して、すっかり湘南の人になった気分でくつろいでます。
砂溜まりでは自転車をかついでシクロクロスしちゃったり、ウォークボードから海を眺めたりと、肩の力をぬいた散歩人になってました。
江ノ島をすぎていよいよ日が低くなってきました。
今日の最終目的地に近づいていきます。
このあたりのR134は渋滞していますが、海を見ながら走れるので、ゆっくり走る分にはそれはそれで許容できちゃったりするんですね。
良い時間についたようです。
ここからの夕日、一度拝んでおきたかったのです。
今日の天気予報では見れないかもと、半分あきらめていましたが、来たかいがありました。
近くのベンチで夕焼けを楽しんでいる家族づれのおとうさんと、少しお話をさせていただきました。
そのおとうさん、夕日を眺めながらワインを楽しんでるんですよ。
なんて贅沢な!
稲村ケ崎の夕日を肴にかたらう家族をみていたら、なんか早く家に帰りたくなっちゃった。
夕日が雲の向こうに消えてしまうのを待ってから家路につきました。
夕日を堪能したってことは帰り道は夜間走行です。
さすがに夜の境川CRは走れないので渋滞のR467を走行。
狭い路側帯を走り車の横をすり抜けのはとてもストレスだがしかたがない。
途中ミスコースをしたが、R467〜R246、目黒の交差点から八王子街道
R16に接続して相模原から町田街道に抜け、野猿街道で帰宅。
走行距離 182,2km AV 20.6km/h Max 58.1km/h