コンチネンタル ツアーライド その2
2007年 07月 30日
カタログスペックでホイールの重量差はリアで7g。タイヤの重量差295g。
あとはチューブの重量だが、これは不明。ちょっと重い感じがしたけど.....
実際に何グラムの重量があるかは、客観的な評価をする上で大切なデータには違いないが、手に持ったときのズッシリ感は、数字以上の重さを感じているように思ったりする。
レーシングタイヤは300g台であるが、ツーリング等用のオールテレインタイヤは600g台がおおいので525gのツアーライドは同じカテゴリーの中では軽量な方だろう。
この重量が走行に与えるマイナス要素を含んだ上でのインプレになる。
オンロードでは、加速時に重さを感じるが、いったん速度が上がってしまうと、重量感が減少し、アベレージをキープできる。
トレッドパターンがセンターリッジたいぷなので、接地面積が小さいことが効いているように思う。
(レーシングタイヤはブロックパターンなので、意外と抵抗感があり、失速気味なフィーリングを受けるときがある。)
コーナリングや進行方向に平行した路面の段差を通過する際、センターと隣のブロックの間のグルーブが災いして、接地感が希薄になったり、ハンドルをわずかにふられたりする。
(このへんはブロックパターンのタイヤの特徴のひとつでしょう。)
乗り心地はエアボリュームがあるにもかかわらず、ごわつく感じて、硬いフィーリングだが、ショックにたいしては23Cよりもキャパシティを感じる。
大きなショックは別として、乗り心地の質感はリシオンの方が上質に思える。
もう少ししなやかさがあれば良いのだが、価格からしてしょうがないところなのかなぁ。
乗り心地に関しては良くもなく悪くもなく.....ていうところでしょうか。
オフロードでは、ごわつく感じが逆に安心感。なぜかというと、林道はじゃり道が多く、タイヤのサイドウォールを切ってしまうことが一番の不安材料だから、頑丈さゆえのごわつきは、安心の証なのである。
ただし、路面が荒れていたり、石が大きくなってくると、ショックがダイレクトに伝わってちょっときつくなる。
(そんなときはエア圧を下げれば良いのであるが、ものぐさの私はよっぽどのことが無い限りそのまま走ってしまう。)
グリップ感はそこそこで、自分のペースでは十分。砂利道の登りでダンシングしても、よほど下手にトラクションをかけすぎなければスリップしなかった。
(スリップさせるほどの脚力がないせいでもあるが。)
湿った赤土のキャンバーがかかったルートも走りましたが、評価できるほどの距離ではないので、なんとも。(びびって評価どころでない)
濡れた岩盤は......もちろん自転車から降りて、歩いてますので、なんとも。
耐久性は約1000km走りましたが、目立って消耗していないので、結構走ってくれそうです。