クラッキング!!(ちょっと昔の話)
2007年 06月 25日
リムにクラッキングがはいっている。
そして、ロード用のタイヤをはくと走行感、摩耗性がどのくらい変わるのか、確かめたくてミシュランのスピーディウムをはいてみたのである。
まず23Cというタイヤの細さにびびりながら走り始めると、ダイレクトな接地感がタイヤの細さからグリップ力が不足しているという不安を消してくれる。
ブロックパターンのタイヤより、リーンしたときのフロントタイヤのグリップを感じ、逆に安心感がある。ペダルを踏んで加速すると、軽くスピードが乗っていき、いつもの巡航速度に対して脚にかかる負荷がはるかにすくなかった。
相対して、路面からのキックバックはかなり大きく、エアーボリュウムが少なくなったからだ。とその当時は思っていたし、ロード乗りはこの振動を速度と引き換えに受け入れていると信じていたのである。
タイヤが寿命をむかえる4000kmほどの間、板バネサスのジープの様な乗り味を受け止めていた訳であるが、ある日の洗車時にふと「リムにクラッキングが入っている」事に気付くのである。
はじめは1カ所だった。このくらいは少し様子をみてからと、たかをくくっていたら、瞬く間にニップルホールの3分の1にクラッキングがはいり、ホイール交換となったのである。クラッキングの原因は定かではないが、点検整備ししてもたったショップの方によると、直接の原因とはいえないが、スポークのテンションが高かったそうだ。
まあ、クラッキングの原因が僕の走りがハードだったから!?...、だとしたら少し機材を使い込んだ充足感をあたえてくれるかもしれない。