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混沌としている時は古本屋に行くのです

手狭な住まいであることもあって、蔵書の殆どを処分してしまってから幾星霜。
必要に応じで、図書館で借りてくる。
期間が決まっているので、積ん読、することもなく、読むか、読めないか、だけで
実際にホントに読みたい内容だったのかがハッキリしてくるわけです。
そのほか、なんというか、くじけちゃったワタクシ、を反省しつつ
また借りてこよ、って開きなおる。
となると、手元においておいて、何度も読み返す本はそう多くない。
あ〜、もしかすると、そういう本を増やさんといかんのかも。

混沌としている時は古本屋に行くのです_e0123825_16552210.jpg

とは言え、大凡のことはネットで検索し、更に詳細へ、階層の深いところへ
調べたたりできるのですが、もっと肉付けしたり、背景を知ったりするには
書籍を活用すべきで、それぞれのオイシイところを活用するのが、良いのでしょう。

興味や、今あることを捉えるには、多角的に捉える事ができるわけで、
仮に〜だとすれば、から始まって、仮にという前提なのにもかかわらず
なんかだ、著者の言い分が現実を捉えてしまうような、記述が多い昨今、
一つの事象について、思想的社会的パワーバランス的背景を知っておかないと
思わぬところにミスリードされてしまうのは、できるだけ避けたい。

ゆえに、無知の知、自分のバカの壁をいかに越えられるか、が知的生活の心構えであるわけですが
ハッキリ申しますと、まだまだ、なんたることか、と自分に呆れる日々が延々と、なわけです。


まあ、煮詰まっちゃた時には自転車に乗って、郊外の景色や里山の情景などに触れてくると
スッキリするし、整理できたりするのですが
ナニカを追求しているときとか、攻めてる系の行き詰まりのときは、古本屋さんに行くのです。

これは駿河台あたりをフラフラしていた時代に神田の古本屋街を徘徊していた影響もあるかもしれませんが、
神田の古本屋街のような、超アナログなインターネットのような膨大な情報量は無いものの
点在する古本屋の書架で背表紙を追っていくと、目的以外の、意表をついた本が見つかったり、それが主な目的に深みや肉付けを与えてくれたり、.......
単純に言うとバカの壁を越えさえてくれるわけですね。

普通の書店だと、アマゾンのお陰で、今売れる本、ばかりが書架に並んで、
ブレインストーミング的に本を仕入れるには、ちょっとなぁ、な
残念な傾向があるのですね。
知りたい情報次第ですけどね。新刊か古本かは。

というわけで、蔵書をもたいない潔さは、ちょっと横において
ちょこちょこ本を買っては積ん読してますw
だって〜〜、と言い訳したいしたい。

殆どがコラム形式でたんじかんで読み切れる分量なので、つまみ読みしながら。
やっぱりバカの壁で遭難しかかっていることを実感するなぁ。




by jake490 | 2018-02-20 23:54

ペダルを回せばご機嫌のカメラ好きな自転車乗り。ご近所彷徨いながら日々の出来事を徒然なるままに


by jake490
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