空のむこうに ~自転車徒然 ほんのりと~

jake490.exblog.jp
ブログトップ
2018年 01月 10日

Brings back memories by photograph / 2016 summer CHERUBIM

高校時代の自転車界隈の主流はランドナーで、
憧れはカスタムオーダーの輪行ラインドナーだった。
同級生で当人もバイト代を稼いで苦労したのだけど、高校生の発想として
カスタムオーダーのランドナーを手に入れるのは、リッチな家庭に育ったからかなぁ。
なんて、量産車メーカーのどれが良い、なんて発想しかなかったら
オーダーメイドなんて青天の霹靂で、オーダーメイドできるのは一端のオトナになってから
と思うのが普通の一線を越えてない(笑)マニアなのかもね。

e0123825_12150238.jpg

学生時代からこの地に住むようになって、熱病のようなモータサイクル漬けの時代を通り過ぎ
色々な経緯の後に、再び自転車に乗り始めた。

何処かで聞いた覚えのある地名だよなぁ

なんて、何度か通る度に思っていたのだけど、ある日、気がついた。
高校生の頃に憧れでしか無かったオーダーメイドのサイクルショップ。
同級生が手にい入れた赤いフレームに入ったショップロゴ。

ナンだぁ、ご近所にあるんだ。

今は、息子さんの代になり、知名度も上がり、都心にショップもかまえている。
とりあえず、一端のオトナになっているわけだが、
だからといって、買えるか、といったら、もう、笑うしかないのね。

いろいろな情報が手に入る時代だし、愛好家の情報もチラホラ頂いて
居住する界隈には以外にも多くの自転車をオーダーメイドするビルダーさんがあります。

理想の自転車を、と考えれば、天井知らず。
しかしながら、若い設計者でもマエストロでも、彼らの設計哲学と、乗り手が
走り描く世界観を共有し、導かれた自転車に乗る、というのは
己の肉体と精神が原動力のなせる自転車であるがゆえに、得られるものは大きいのでしょう。
もの的な深みと設計者工作者との繋がりがより自転車のある生活を豊穣にさせてくれるのではないかと、憧れは遥か。

憧れはあっても現実は現実で、ものが豊富になりつつある時代に育ったワタクシ。
初めての自転車は何人かの子供たちが乗り継いできたであろうお古の自転車で
ブレーキレーバーからブレーキパッドの伝動をワイヤーでなくロッドで伝えるモノで
オヤヂが錆びたリムをピカールで磨き、メッキが輝き出すのを感極まって眺めていたわけで
その身体には幾分大きな自転車に補助輪を付けて近所を走りたした感動も
その自転車が身体には小さくなり、住む街からひと漕ぎ外に出た時の冒険も

これらの体験が、今のワタクシの原形質の一部であって
ショウウインドウに輝くオーダーメイドな自転車と遜色なく

モノより体験、的なワタクシと、いいモノはいいモノだ、なワタクシと
不可思議なマーブル模様を描きながら
ナニカを体験すべく自転車に乗っているわけです。






[PR]

by jake490 | 2018-01-10 12:13 | カンジる


<< Brings back mem...      何故かマイナス4℃の風張峠に立... >>