空のむこうに ~自転車徒然 ほんのりと~

jake490.exblog.jp
ブログトップ
2017年 12月 19日

森から溢れ出す朝日に出会う

色々とありまして、さっさと家を出ると、まだ夜が明けていなかった。
冬至辺り、夜の底の朝。
タイヤの空気を入れるも、冷え切ったポンプを素手で持ち運んだだけで
肩甲骨の裏が痛くなるほど手が凍えた。
早朝に出発の時にライトを点けるなんて、ロングライドで出かけた以来だ。

e0123825_16245251.jpg

スタートが早いから、サギやカイツブリ(だと思う)が群れていそうなところで
時間をかけて撮影してみよう、と予想外の早出なので皮算用をはじめたが
まだ、鳥も起きてない。さえずりも姿さえも見えない。

南側のやまの稜線の向こうが明るくなるが、色がない。
それが寒さを誇張する。

鳥がいないんじゃ、またチャレンジ坂にアタックして丘の上で朝日を浴びよう。
急げは汗をかいて冷えてしまう。
のんびりじゃ身体が暖まらない。
ちょうどいいな、と思っても、つま先がじわじわ冷えてくる。

チャレンジ坂はアプローチで落ち葉にすくわれてあえなく沈。
もう一回、と一瞬思ったけれど、なんとなく、今日はこのまま押し登ろう。
逃げちゃった、な。
と思いつつ、怪我する気がしたんだよね、と思いつつ
そうしたら、散歩している人が上から降りてきた。
歩いても足元が悪いから、通れるラインが重なる。
登らなくてよかった。
タマに、フォースが働くんだな。

堆積した落ち葉の坂を登りきると、霜と夜露が凍りついたトレイルを行く。
西側の枝ばかりになった雑木林が朝日でオレンジ色に変わっていく。
おお。色が出てきた。

森を抜けて凍てついた野原にでる。
東、太陽に振り返ると、森から朝陽が溢れだし、凍てついた野原に一閃の光を投げかけた。

冷えるつま先に少し我慢いただいて
ポットの熱いコーヒーを火傷しないように啜りながら
朝陽に煌めく野原と、その向こうに光を湛えた枯れた森を眺める。

ジツに美味いコーヒーだ。





[PR]

by jake490 | 2017-12-19 23:24 | ジテ通


<< 朝焼けとラヂオおじさん      冬のジテツウの楽しさは >>