XC50-230f4.5-6.4OIS追加導入
2017年 05月 23日
X30よりも踏み込んだ画像を、と、
35mm判標準レンズに帰結する粋なフォトグラファー目指して
なんだけどねぇ
グッとくるヴィジョンは今のところソコにおさまらないのでありました。
実際のところ、X30の35mm判では28-112の画角+デジタルズームで224まで拡張がレンジ
デジタルズームの質はよくて、節穴なワタクシの目には、見分けつかないこともある
なのだが、やはりしんどいところもあって、このあたりを補完するレンズがあれば、と。
で、以前から、各種レンズの作例、インプレなど、時折眺めて検討していたわけです。
そして、レンズ本数を増やしたくないので、ツボにくるレンズをと選んでいる中で
実はXCレンズは選択肢に含まれておらず、もっぱらXF、もしくは他メーカーを見てました。
というのも、作例が少なすぎるのと、画質を求めればXCでは足りないのではないか、と。
リーズナブルに手に入るから、と安易に手に入れるのは避けたい、とも。
そんな最中、家人にもデジイチをという、思いもしれない流れと、
鳥を撮りたい、という、最も機材の要求値が高い被写体を選ぶという、ため息モノで
オマケに雨の日でも喜々として出かけちゃう生態を確認しているわけで
レンズ交換を外でやるような人でもないし、
で、結局、一昔まえのフラッグシップ機にワイドレンジのズームレンズという組み合わせ。
ロングレンジの画はやっぱり差がついてしまう、
となると主戦場であるミッドレンジの充実は横において、撮影のレンジを広げる方向へ
転換しようか、となりまして
皆さんが検討するXF55-200を眺め眇めつするわけですが、
ジツに良いのですけど、これを買うならXF90のほうが自分の世界を撮れるんじゃないか、と
そんな思いが強くて、
逡巡しているうちに、カメラ&自転車仲間のIさんのアドバイスもあり、
レンズの重さ、カメラとの重量バランス、などなど複合的に判断して、
選択にあたっては画質ばかりではない、ということにようやく達して
お値段もリーズナブルなこともあって、速攻ポチっとな。
とあいなりました。
実際装着してみると、重量バランスと言うのは慣れてしまえば、というのもありますが
良いことに越したことはなく。
35mmと重さもそれほど変わりないのに少し驚いて
ファインダーの無いX-M1には使い出す前からベストバランスのような気がしました。
それにこのくらいの重量増しなら、自転車通勤でも持ち歩けそうだし。
いいレンズを所有していても現場に持っていかなきゃ何にもならないわけですし。
発掘したインプレとか、写真仲間のインプレですと、バカにできない写りということで
気持ちをニュートラルにしてファーストショットしてみました。
ディテールに甘さを感じるものの、それはワタクシの撮影技術にもよるし
35mmが良すぎるわけで、それを比較対象にできないし
主体が浮かび上がるような特徴は薄まっているけれど、平面的でないと思う。
これから腕を練磨していくのに、応えてくれると思うし、
魂込めてこのレンズも使おう。
家人のレンズより焦点距離は短いが僅差なので、
遠い被写体ばかりのところに出かけてもコチラが手持ち無沙汰なならずに済むかな。