唯一無二の孤高な存在、XF35mmf1.4R
2016年 12月 23日
このレンズに上位機種と同じX-Transを搭載した最も軽量なボディ、X-M1と組み合わせる。
基本移動形態が自転車なので、小型軽量であることはマストなのですね。
ことの発端はX30が故障でドック入り。
その間、カメラロスで寂しいことも然ることながら、写欲の熱が押さえられない。
ハードウエアのトラブルは何時でも起こりうるので、その対策としてもう1台カメラが必要だった。
もう1台X30を、とも頭を悩ませたが、写真にさらに踏み込むことを優先し
高い評価を獲得している35mmレンズに注目。
基本中の基本である標準レンズで、再びカメラ修行するのがいいよね、と
評価と思惑が重なって、ロードバイクのホイールを買うために貯めていた資金を放出。
晴れて、手にすることはないだろう、と思っていた一眼レフカメラを手にしてしまったわけであった。
画像データをMacで開いてみたら、まあ、なんというか、言葉に出来ない感動がありまして。
ネットで散見するこのレンズで撮影した写真は素晴らしいね、と思ってはいたけれど
自分が撮影した写真からすると、このレンズの秀逸さを嫌というほど痛感したわけです。
正直、舞い上がりましたね。
もうソノ気まんまん!!!
ただ、初めは、今でもだけど、焦点距離がX30と35mmでは大きな差があって
というよりも、X30は被写体にくっついちゃう位寄れたので、最短焦点距離の概念が
スポッと抜けちゃっているので、大いに戸惑うことになり
なれるまで、ちょいと時間がかかった。
今でも、寄ろうと接近しちゃうから、無意識で。
問題は、ファインダーがないので、ピントの山が今ひとつわかりにくいのと
被写界深度確認がし難い。
まあ、老眼ズだがらね、余計なのね。
台風一過の夕焼け空はダイナミックで、大きな雲がグリグリ動いていく、
そんな風景を、立体感もよく描写してくれる。
引いてヨシ、寄ってヨシ。
強いて言えば、柔らかい。
かといって解像感もあって、キツくならず
先ずはこのレンズの世界観を把握したい。
それが先だよね、資金がたっぷりなら話は別になると思うけど。
使いだして5ヶ月あまり、まだまだ出してない見つけていない引き出しがたくさんありそう。
まあ、欲しい、と言って直ぐ買える代物ではないから、欲しくなる前から小遣いは貯めないとね。
当面は中望遠レンズあたり、
56mmかな、と手に取ってみたら、重かったので、やっぱり60mm…..か
撮影範囲を拡張するか
そのあたりだろう。