空のむこうに ~自転車徒然 ほんのりと~

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2016年 11月 23日

ファインダーからみた風景

X30のファインダーは拘りをもって設計製造されていて、最近発売されるC社のミラーレス一眼と同じスペックだ。
この性能を何年か前から享受しているのだから、ファインダーを覗いた瞬間にコレだ
と思ったのは無理ないでしょうw
その他、如何にも古典的なアナログカメラに近寄せた操作系は、使い込むに連れて
なるほど、と思えてくる。

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OVFを好む写真家がいうEVFのデメリットは理解できるが、
もともと一眼レフカメラのメリットはレンズを通してみた映像が見えるということで。
デジタルカメラは、デジタル故にレンズを素通りした画像とは異なる効果を表現できる。
ですのでEVFはデジタルカメラが描画した画像を見ることが出来る。
つまり、富士フィルムのカメラで言えばフィルムシュミレーションの設定に従った画像を
ファインダーで見ることが出来る、ということだ。

更に技術が進歩してEVFのネガティブな要素が減っていくとは思うけれど
高性能になったとは言えまだ弱点のあるEVFなので、
それを補うかのごとくOVFとEVFのハイブリッドなファインダーを持つカメラもある。
そんなカメラを作っているのは富士フィルムだけでしょう。
コレ一つからでも画像表現に対するメーカーの関わり方を感じてしまいますね。

アナログカメラからデジタルカメラに変わりフィルムの役割もデジタルカメラが担うようになってきたわけですね。
その中で、富士フィルムのカメラは、フィルムから印画紙まで、長く関わり製造してきた設計思想と技術の蓄財があるので競合他社と文化の違いを感じます。
撮影していて、各社各種カメラの良さはそれぞれだと思いますが、
富士フィルムのカメラの場合、ファインダーや背面液晶の画像と画像データのシンクロ率が高いんじゃないかと。

そうなると、フィルムシュミレーションは大きな意味を持ってきて、
撮影時に、後でレタッチしなくてもいい、画像を撮影するというのは勿論なんだけども
その前にフィルムを選ぶというのもあるし
デジタルである以上、そのプリセットからチューニングをくわえて
写真家が狙う画質を設定していく、というクリエイティブさがある。

で、プリセットそのままでも、これまで携わってきた画像を表現する技術、
階調とか発色とかは、絶妙なバランスで
好みの差はあれども、レベルは高い。
JPEG撮って出し、でいけちゃう、手際の良さもある。


ワタクシが声高らかにするほど見識があるわけじゃないが
エンジニアリングにカルチャーを感じる感触の良さがあるのがいいなぁ
と、使い込むに連れて、じわりと感じるのでありました。





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by jake490 | 2016-11-23 23:58 | 写真、カメラ


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