雨の日の、ご近所徘徊 with X30
2016年 09月 19日
洗濯物をコインランドリーで乾かしがてら、近所をカメラ片手に徘徊する。
傘を打つ雨音と、時折通り過ぎる車の音だけが支配する空間。
少しばかり肌寒い空気。
何度か書いたと思うけれど、コチラに引っ越してきた約30年前は、田んぼが多くて
とても空気が清浄なのが心地よく、田舎っぽいのが気に入っていたのだけど
今は、宅地化が進んで、宅地に囲まれて、田んぼがある、といった有り様。
稲穂が実る頃、ネットを被せる。
これが生み出す曲面が美しくて、撮したいモチーフのひとつ。
ここの田んぼは珍しくネットの色が白。
オマケに雨粒がくっついて。
公園の生け垣によく植えられているのだけど、花の付き方が今ひとつのことが多くて
ファインダーで覗いても、ときめかない事が多かった。
けど、ようやくココでひとつ。
コレもきれいに撮れた試しなし。
なれども、当たりが暗くなって光が沈みだした頃合いにまぎれて
何となくイイかな。
小さい花なのに、蜂が蜜を吸うんだよね。
不思議なもので、カメラ片手に歩くと、撮したい何かが見つかる。