百草園から里山へ
2015年 02月 21日
気分はロードで湘南方面にロングライドか、秋山村方面に負荷を掛けに行くか
だったのだが、身体がシンドい。
そんなわけで、MTBに切り替えて、疲労回復ライドにしよう。
里山へ直行するつもりが、自宅を出いたら、いきなり梅の花を見たくなった。
ウグイスな気分。
なのはいいのだけれど、楽に登れる坂を見落として、百草園の激坂のしたまでやってきてしまった。
後悔。
気を取り直しつつ、イヤだなー、イヤだなーと坂を登る。
こんなきつかったっけ!
インナーローを使っちゃった。
「自転車でこの坂、登るんだ!スゲーなぁ」
なんて声が聞こえなかったら、降りて押してたよ。
園内を散策すると、毎年、見る時期を外して盛りを過ぎたロウバイしかみれなかったのだが、
ことしはタイミングよく、花がイキイキ。
水仙も咲いていたのだけれど、カメラが慣れてなくて撮影をしくじった。
早春に咲くマンサク
不思議な花、海中のいきものを想像させちゃう
これってワタシだけかもなぁ
古民家の渡り廊下に腰掛けて見上げる梅の花
これでウグイスが鳴いてくれれば粋なものを
太陽を地面に落としたような福寿草
寒い寒いといいながらもう春が来ているんだなぁ
一番高い尾根から園を見下ろす。
梅の盛りはこれからだ。
遠くは霞んでスカイツリーは目を凝らして薄っすらみえる。
茶を所望しようかとおもいつつ、狭い茶室にギュウギュウ詰めな感もありパス。
でも目の前で和装の方に茶を点ててもらいい、いただくのもいいよね~
混んでいるので、緋毛氈の縁台に腰掛けて
というのもいいが、もっと花が咲いている時にお願いしよう。
さて、百草園の山から降りて次の山、里山トレイルの探索だ。
前回左折したトレイルを今回は右折。
イキナリ、足元ががけ崩れ。
乗車したまま行けるか、と思ったけれど、アヤシイ感じがした。
通過しようとしたラインを脚で探ると、草の下は崩れてナニもなかった。
危ねえ〜〜〜〜
このトレイル、行き止まり無きがする、とおもいつつ、道はしっかり付いているので前進前進。
倒木をくぐったり、乗り越えたり、
探検ムード満点。
だが、やっぱり行き止まり。
見渡すと、枝道が一本。そこへ侵入するも、主脈なトレイルにドンと出た。
ここはどこだ〜〜〜
とりあえず目的地方向へ進むうちに、このトレイルが以前走ったことのあるトレイルとわかる。
なるほど、ここに接続するのか。
というわけで、仕切り直し、トレイルの入り口まで戻り、前回発見したルートのおさらいをして左折ルートをとる。
ここで、最近お知り合いになったファットバイクにのるKさんと遭遇!
なかなかご縁がありますね〜
アレコレと短い時間ながら雑談タイム。
谷戸に下りるトレイルから、竹林トレイルへとハンドルを向ける。
先日の雨で赤土のトレイルは滑る。
タイヤの空気圧も高めなので滑るのが早いので慎重に、ビビりながら
短い時間ながらトレイルを走るのは楽しい。
この区域は未走破ゾーンなので、どこにたどり着くのかもワクワクだ。
トレイルをぬけだしてみると
なるほど、ここにでるのか〜
と、自分の位置がわかったところで小腹がすいた。
正月限定メニューだったらしいお汁粉。
建屋のまわりにお汁粉の幟も立って、どうやら寒い間はやっているらしい。
アンコの甘さは心和みます。
楽しみにしていたコロッケが売り切れていたので、なんとなく
甘酒を頼んでしましました。
百草園で飲みたいと思っていたのが、ここで我慢しきれなくなった
ということでしょう。
トロトロとして美味しかったですが、お汁粉と甘酒のダブルで口の中が甘〜くなってしまいました。
付け合せの漬物とお茶でリフレッシュ。
さて、さらにリフレッシしましょうか。
せっかくリュックの中にコッヘルとバーナーを持ってきているのですからね。
遠く横浜のビルが見えるテーブル&ベンチでコーヒーを淹れます。
眞田珈琲の味が記憶に新しいので、味のランクは落ちちゃいます。
ですが、外でドリップして飲むコーヒーは美味しい。
ホントに美味しいコーヒーは眞田珈琲に飲みに行くことにしましょう。
コーヒーのアテにクッキーとレモンケーキをお汁粉を食べた所で買ってきました。
手作り感満載、家庭の味の旨さですね。
ほのぼの美味しいです。
コーヒーをすすりながら遠く横浜のビル群に目を凝らしてのんびり過ごします。
吹く風もそれほど寒くなく、
もう一杯飲もうかな、
と思ったところでハイカーさんの団体が来たので、席を譲ることにしました。
帰り道は、出来るだけまっすぐに、坂も逃げずにね、適当に頑張りましたよ。
このところ心も身体もセンサーが鈍っているので、里山を走って少しモヤモヤがとれたかな。