If it is you, which do you buy?
2014年 06月 19日
何の力も借りず、自分の力だけで走る潔さがいい。
速いも遅いも、遠くへ行けるのも行けないのも、
高く登れるのも登れないのも、
全ては自分。
だから、走りきった後の達成感も走る充実感も自分のものだ。
だけど、ちょっとばかり腑に落ちない。
ハイエンドとはいえ価格が高すぎる。
マニュファクチャリングとかマーチャンダイジングとかからすれば妥当な価格設定なのだろうが、いったい何台売れるんだろう。
同じコンペティションの世界、どちらかと言えば限定された一部の者しか買わないだろうモトクロッサーと同じ値段。
一方は大量生産のシステムを利用したマニュファクチャリング
もう一方はおそらくハンドメイドを含んだマニュファクチャリング
生産方法は違えども、ユーザーにつきつけられる価格は同額だ。
プロフェショナルで勝利を目指すなら、トップエンドのものに投資するだろう。
でも一般的はファンライダーにとって、まあ、庶民の自分にとっては、と注釈が入ってしまうが、性能とコストを比較したら、自転車のコストが高すぎる、と感じてしまう。
もっとも、性能差や機能美にコストをいとわない方もいらっしゃるだろうから、悪いことじゃないのだけれど。
ある程度のコストを出して手に入れる満足感、といったらいいのか、平たく言えばコストパフォマンスといったらいいのか、自分には、ここまで資金を投入するのなら、モーターサイクルのほうへ投資する。
コッチのほうが乗って面白い。
自転車はここまで投資しなくても十分に面白い。
なので同じ90万円出すのなら、このモーターサイクルに乗って旅をして、ライディングフィールを楽しむ世界へ行くよ。
この世界はかって楽しんだ愛しい世界だ。
でも今は、自分のありのままを突きつけてくる自転車の世界が愛しいのだ。