大晦日に里山トレイル
2013年 12月 31日
大晦日はロードでもシメのライドをしようと企てていたのだが、どうにも先日のトレイルライドでの疲れと筋肉痛が続いて乗れそうもないOrz
ゆっくりと温かい布団にくるまっていたかったのを何とか断ち切って、近所の里山を探索しに出かけることにした。
朝はゆっくり目なので、切れるような寒さは幾分和らぎ、走りだすと直ぐに体があたたまる。
小山を登ってトレイルの入り口。展望スポットで富士山を眺める。
ここは丹沢から遠くは大菩薩嶺、三頭山から奥多摩の山などぐるりと見渡せる。
薄っすらと雪化粧した山は美しくも寒々しい。
さあ、ここから短いけれどトレイルをつないで走っていこう。
枯れた落ち葉の匂いと谷筋の湿潤とした空気を鼻腔にすいいれながら谷戸に下りトレイルに突入。
サクサクと枯葉を鳴らしながらゆっくりと。
雑木林を抜けて太陽をいっぱいに浴びると田圃にでる。長閑だなぁ。
一旦街に出て、コンビニでスイーツを物色するが、目指す焼き菓子が全然ない!
しょうがないので、普通のクッキーとスニッカーズを買って珈琲のアテにする。
これでトレイルライドの準備が整いましたね。
今日のライドの目的はまだ未踏のトレイルを探すこと。
まず一本目と入った道すがら、ひょっとしてこれは、と思った道無き道を進むとトレイルにつながった。
木漏れ日の中を穏やかな表情のトレイルが奥へ奥へと続いている。
ここはガチで走るところじゃないね。穏やかにゆっくりと自然を味わいながら走るのが似合っている。
トレイルにタイヤ痕も残さないような穏やかさでユルユルと。
出口は概知の場所。これで点と線がつながった。
そしてトレイルの分岐がどこにつながっているのかまた探索。
枯れ葉の積もったS字の急は登りで息が上がる。
トレイルの線をつなぎ、登り下りを繰り返しながら、大凡の地図を頭で描く。
そんな繰り返しをしているうちに、いつものトレイルに侵入。
丹沢の山を眺める丘で、遅めの珈琲タイム。
お湯を注ぐとモカマタリの香りが鼻腔をくすぐる。
淹れている間にクッキーを頬張り、淹れたての珈琲を口に運ぶと、旨味が倍加する。
ひたすら穏やかな時間を楽しんだら、もう一走り。
正午過ぎには帰宅するつもりだったが、COGのライド企画で立ち寄りたいスポットを下見するのに良い機会なので、何箇所かまわってみてから帰宅。
心地良い疲労感と肩の力が抜けるほどリラックスできたので、のほほ~んとしている。
今年の最後のライドとして上出来。