MTBシーズン開幕は秋川トレイル
2013年 12月 14日
冬の到来とともにMTBトレイルライドのシーズンインですね〜
今日はCOGつながりのHさんにご案内いただいて秋川方面にトレイルライドに出かけました。
多摩サイ某橋の公園で待ち合わせ。
ご挨拶もソコソコに走りだし、トレイルのエントリーは出だしから階段担ぎ。
オヤヂの心肺はイキナリMAXですが、これはこれで楽しいんですよ。
何度か走って事があるこのトレイルですが、ディープに楽しんでいるHさん、色々な枝道をご存知で、初端からこんなルートがるんだ!と驚きの連続。
いい感じに体が温まったところでビューポイントに到着。
眺望を楽しみながらヨモヤマ話を一発。
体が冷えないうちにリスタート。
久しぶりのトレイル。
動体視力がついていかず、路面の変化に対応するのにイッパイイッパイで視線が近く、スムーズな走りができない。
体も動かないし、力んじゃってるし……
一本目のトレイルを抜けて、次のトレイルに向かって長閑な川沿いルートを行く。
普段ロードバイクで近くを走っているのに、同じ地域と思えない長閑ささが心を癒してくれる。
2本目のトレイルに向かって、それなりに傾斜のあるアスファルト道路を登り降りしつつ、体力の無さを痛感しつつ、アプローチ。
Hさんも、初めてのルートも含まれるらしく、冒険気分が高まる。
トラクションをアップするペダリングを意識しつつ、重心バランスも意識しつつ、とシングルタスクな頭脳をマルチタスクに変換するのが容易でないが、この集中していくのがまた楽しい。
トレイルとの対話、というか、なんていうのだろう、あの手この手で道走ったらいいか問題をポンポン出してくる感じ。
もう走ることに夢中だ。
そうこうしているうちに2度めのビューポイントに到着。
少し徒歩で登ると街を見下ろす景色が広がる。
ここで、持参したとっておきのフレンチロースト珈琲を淹れる。
トレイルで野点をしようと買っておいて楽しみにしてきた珈琲をココで味わえる。
風が出ているのでポットからお湯を注いているときに立ち上がる香りは味わえなくて残念だったが、淹れたての珈琲を口に運ぶと香りが広がった。
後味の程よい苦味がマイルドに広がる味がたまらない。いい香りだ。
珈琲を飲みながらココでもヨモヤマ話。
世間話からMTBのライディングテクニックまで幅広く。
此処から先は浮石だらけのガレたルート。
ステアケースの落差も大きく、えげつなくえぐれている。
オヂサンだし、怪我したら治りが遅いし、痛いのは嫌だし、ビビリだし….
走れないと思ったところは降りて下る。
が、シロートたるものシッカリ石の間に前輪を落とし、前輪ロック。
慣性の法則は私にも遠慮なく働き、脳天逆落しをくらっちゃいましたよ。
大技を繰り出したが、怪我もなく、サバイブ出来ましたが頭から落ちたのでヘルメットに傷と凹みが…….
ショック〜
やらかしちゃったもんはしょうがない、と気を取り直しての頃僅かなガレ場を乗り切り里へ降りました。
今季初の本格的トレイル、集中力、体力共に十分フルに使いきったので大満足です。
帰りがけに自分のMTBのタイヤがツルツルなのを見かねてHさんからタイヤを譲っていただきました。
ありがたいです。サンタに縁がない自分にはこれがプレゼントと言われても過言ではありません。
ご自宅によって、タイヤをたすき掛けにして持ち帰りました。
楽しかったな〜とユルユル多摩サイを走っていたらお腹がスッゴク減ってきて、切なくなりましたが、トレイルの楽しさと、タイヤをいただいたウキウキ感で帳消し。
帰るよメールを入れたら家内も帰宅しているようだし、昼飯難民にならずに済みそう。
そう思ったらペダルがまた軽くなるワタクシ、全く子供なんですな。