降雪の朝は大渋滞
2012年 01月 24日
帰りの車で走っているとライトの向こうの雪が流星群のように視界の中心から輪郭に流れていった。
このまま降り続けてくれた方がまだよかったかもしれない。
未明に雪は上がり、空は青く晴れ渡った。
一気に冷えた気温。雪は氷に変わっていた。
ちょっとした坂でもタイヤがスピンして発車できないほど凍てついた路面。
大通りでも黒いアスファルトが白く覆われている。
慎重にかつゆっくりと車を走らせる。
タクシードライバーでさえ立ち往生している場面に出くわす。
できるだけ交通量の多い通りを選んで、路面のいいところをいくのが正解だろう。
と、合流した大通り、流れてはいるが遅すぎる。
徐々にその先の様子が明らかになってくるとやけに遅い車が先頭に。
後続の車もこの路面じゃ抜くに抜けない。イライラ感が伝わってくる。
その車の前はがら空きだ。いくらなんでも….
とおもったそのとき、先頭の車の前に自転車が走ってるのが見えた。
おいおい、この状況で車道を自転車で走るのは転倒する危険+車に轢かれちゃうよ。
歩道を押して歩くのが正解だ。
公共の安全と交通の流れを考えてみればどうすればいいか分かりそうなものだろうに。
雪は不浄のものを覆い隠し美しくもみせてくれるが、人の心の膿みも浮かび上がらせる。