Iさんとランチサイクリング
2011年 06月 26日
リアルミートは今日が初めて。
ネットで知り合った人と会うのも今日が初めて。
子供の頃の遠足のように期待と緊張が混ざり合いこの日を迎えた。
週末は雨、と危ぶまれた天気も持ち直し、曇天と予想されていたが、朝、起きてみれば霧雨がパラパラと降っていた。
八王子に近づくにしたがって雨は強まり小雨に変わり、ツーリングの経験が浅いIさんにとって(私にとってもだが)リスキーな状態へ変わっていく。
今回は私が企画したツーリング。
Iさんと初めてお会いするのだから、親睦を深めることが大事。
なごむ風景を楽しんだあと、美味しいランチも楽しんでこようという算段なのだ。
で、この雨である。
大垂水峠に向い、雨が強くなったら引き返そう。
そんなつもりでIさんと走り始めた。
大垂水峠にアタックするのは初めてだというIさん。
峠に到着するとまだ全然余裕たっぷり。
聞けば、自宅が高台にあるので毎日ジテツウでヒルクライムしているのだ。
道理で登れるわけだ。
雨が降っていないので、さらに先へ進もう。
変えたばかりのGP4000Sのグリップ感を確かめつつダウンヒル開始。
一皮向けないうちは無理のないコーナリングで旋回する。
オンザレール。ニュートラルなグリップ感。
この感触のよさに心が踊る。
涼しいくらいの空気を切り裂いて爽快なダウンヒルをこなし、吉野のセブンイレブンで休憩。
CAAD9のオーナー同士、話が弾みます。
勝瀬橋をわたり藤野の山間部を走っていくと山の中腹までかぶさっている雲と湿度をたっぷりと含んだ空気で風景が水墨画のような、しっとり穏やかな雰囲気を醸し出しています。
道志川に築かれた道志ダムを渡り、語らいながらのゆっくりペースで谷をクリア。
道志みちを梶野方面へ。
穏やかな下り。路面も良好。自ずとスピードも上がる。
軽いペダリングでも35km/オーバー。
ロードバイクの爽快感をたっぷり味わう。
梶野のYショップで休憩。
レジ横にあるガラス蓋の木箱の中に有った笹餅をいただきます。
これがまた笹の香りよく、甘さもほどよく、とてもおいしい。
Iさんともども顔がほころびます。
梶野から小さな峠をこえて烏屋を経て宮が瀬湖へ。
白く霧にかすむ湖畔を眺めながら虹の大橋、やまびこ大橋を渡り宮が瀬ダムへ。
圧倒的なダムの巨大さを再確認するようにダムサイドから眺める風景を楽しみ、そのあとは服部牧場へ。
気温は低めですがジェラートをいただきます。
どれがおいしいがなやむほど種類たっぷり。
休日限定のフレーバーを選んでひとさじ口に含むと濃厚で美味しい〜
iさんもあっという間にたいらげてしまいます。
そうしながらもまた自転車談義。
話ははずみますが、そろそろお昼。
レストランのランチタイムに間に合うように重いお尻を上げて走り出す。
湖畔を一周回るように走り烏屋から関までの下りを楽しみます。
適度なカーブ、適度な下り。
気分爽快、CAAD9はぐんぐん進みハイアベレージをキープ。
一山越えてR413で津久井湖を通過して城山へ。
CHAYA GIARDINO SHIROYAMAのランチタイムに滑りこみます。
席に座るやいなや自転車談義スタート。
新鮮なランチのサラダ
蟹とトマトソースと某の生パスタ
美味しいランチをいただきながら話は弾み、終止笑顔。
ソロツーリングでは味わえない楽しい時間。
結局ランチタイムのラストまでレストランで過ごし、またまた重くなったお尻をあげて帰路につく。
たまたま帰路のルートがIさんのご自宅の近くということで、ご自宅に招かれるといううれしい出来事が。
温かい雰囲気のきれいな奥様に歓待されて、ちょっぴり緊張しましたが、すぐにリラックス。
素敵なご家庭でなのでいごこちよすぎてついつい長居をしてしまいました。
たのしいサイクリングを過ごさせてもらった上にご家庭でゆったりをお話ができて、実に満たされた気持ちで帰宅できました。
最初は雨天でしょんぼりなスタートでしたが、最後には笑顔満載なツーリングでした。