紅葉の松姫峠
2010年 11月 06日
でも通勤のさいに家を出る時間とほぼ同じ(爆)
今日は、左太腿の筋肉に違和感と弱い痛みがあるので、頑張らず、リラックスして走ります。
外気温は一桁、ウインドブレーカーを着込んでスタート。
大垂水峠の気温は8℃。
峠を登る前に身体がホクホクしてきたのでウインドブレーカーは既に脱いでいるのでそのまま登坂。
踏み込まないで登るつもりでいても終盤は踏み込まないと前へ進みません。
力みすぎないように、滑らかにペダルを回すことだけに注力していくと、キツくなるまえに峠に到着。
ダウンヒルにそなえ再びウインドブレーカーを着込んでいると2名のサイクリストにパスされる。
軽く上半身をストレッチして下りはじめると先ほどの二人にすぐ追いついた。
追いついたのはテクでもなんでもなく、CAAD9の性能のおかげ。
彼らのバイクよりもスタビリティが高いのがみてとれる。
下りきると相模湖ICまで渋滞。ペースはスローダウン。
鳥沢のコンビニで休憩するよていだったが、ICから先、道路がオープンになったところでコンビニでトイレ休憩。
ついでにジャムパンと豆乳を補給する。
R20を淡々と進む。
大月近くになってくると桂川の谷にも紅葉が進み、秋の低くなった日差しに色鮮やかに目に映る。
鳥沢のコンビニを通過する際、チラッと見やるが、先ほど食べたばかりとスルーしてしまうが、あとで後悔することになる。
猿橋に少しだけ立ち寄って一息。
まだ紅葉が進んでいないので見頃はもう少し先なのかな。
R20を右折してK505、R139と進むと道は登り一本調子となり、山に囲まれた島のように住居が寄り添っているような様相になる。
交通量もほとんどんど無く、静かなひとりで道路を占有しているよう。
登って行く山の方を見やると山頂まで紅葉が色とりどりに色づいて、これからみえるだろう景色に期待がかかる。
緩急をつけながら坂の斜度が増して行き、インナーを使って走るようになって行く。
鼻歌を歌える心肺強度で走り続けるようにコントロールしているが、時として歌がとぎれるくらいの坂も現れる。
集落が少なくなった、と思いながらしばらく走ると深城ダムが現れる。
自販機とトイレがあるので一息入れるには丁度良い。
温かいミルクティーを飲みながら山を渡ってくる風にさわさわ吹かれているのが心地良い。
ゆっくりとミルクティーを飲み干して再スタート。
暫くは湖畔を進むので平坦な道だが何本かトンネルを潜ると傾斜が増して一旦上がったペースが登坂ペースにスローダウンする。
いよいよ目前に紅葉の山が近づいてくる。
路面も荒れ出し旧道の雰囲気が醸し出され、山の深いところに入って来た実感が出てくる。
はるか頭上にこれから登って行く道が山に張り付いているのを見上げると、心折れそうになるが、そこまでけば絶景が見られるに違いない、と自分を元気づけながらペダルを回す。
紅葉の真っただ中のルート。
ファイナルローは残しておさえて走る。
この辺りまで来ると、小菅から登って来たサイクリストが下ってくる。
挨拶をかわし元気づけられながらノシノシペダルを踏む。
いよいよ空がひろく、展望も利く高度まで登って来た。
遠くの山はやや霞んではいるがよく見える。
少しの時間ながら脚をとめて景色を眺める。これが気持ち良い。
走れば空気は冷たいが、日差しは温かい。
いよいよ峠が近づいて来ている。
傾斜が徐々に緩やかになって来た。
午後1時近く、松姫峠に到着〜。
スローペースな分、過去に2回ほど登って来たよりも身体は楽に感じる。
富士山の山頂当たりが見えるはずなのだが、雲がかかって見えずじまい。
だこれだけはお目にかかりたく無い、ですよね。
た
汗が引くのを待ってダウンヒルにそなえウインドブレーカーを羽織ります。
そろそろお腹が空いてきました。
一旦スタートしかけたのですが、小菅側の下りは結構寒いのでレッグウォーマーを直しておこうと停車。
すると、登って来たクルマから「飴たべます?」と声をかけられた。
みると老夫婦でドライブの様。
ありがたくいただいて、即ひとつ口に入れる。
どうも空腹を感じずにはしってきたらしい。
なめ出したら猛烈にお腹が空いて来た。
下りながらいただいた飴をたべ続ける。
バンピーでタイトな小菅側のくだりは神経を使う。
急いでいるわけではないので丁寧にコーナーをクリアして行く。
寒さで顔が痛いほど。
振り返ると山に降りて来た道が見える。
飴で空腹感が和らいで来た。
視界が開けると紅葉風景堪能ストップをするので、登り同様なかなか前へ進めないw
小菅行きの乗り合いバスが降りて来たので先行させて、しばし風景を眺めながら間合いを取ってからふたたび走り始める。
小菅の湯のレストランでお昼にするか、と迷ったが、奥多摩駅近くに気になる店があるのでそこを目指すことにして、さらに下り青梅街道に接続。
基本下りなのだが登り返しがあると意外に脚が残っていない。
セーブして走って来たのにこの有様はいただけない。
もっと鍛えなくっちゃなぁ。
青梅街道に入った途端、交通量が増し、狭くてタイトなルートが続いている間は後続のクルマがいつになくプレッシャーをかけてくる。
安穏なツーリング気分はR139で終了のようだ。
ようやく奥多摩駅近くのお店までやってきたら、店には準備中の札が Orz
それじゃもうコンビニでお昼だな〜。
走り始めるとどんどん空腹感が増してくる。
やっぱり鳥沢のコンビニで補給しておけばここまでお腹が空かなかったろう、と悔やまれる。
古里のコンビニにたどり着く前に、とうとう脚が回らなくなった。
脚に力が入らない感じ....これってハンガーノックなんだろうか。
下りはなんとか脚が回るが登りになると脚がまわらない。
トルクの無いスカスカなエンジンみたいだ。
なかばぐったり気味で古里のコンビニに着。
どんな調子のときでも食べられる梅干しのおにぎりが気分が悪くてなかなか食べられない。
お腹が空きすぎるとこんなになっちゃうのか〜。
〆のとろりんシューを頬張っている頃にようやく気分は回復。
もう少し食べたい気もするが、ほどほどに。
これから先はコンビニも沢山あることだし、大丈夫でしょう。
吉野街道の橋を渡るとなかなかの景色。
走り出したばかりだが写真撮影休憩。多摩川も美しい。侮りがたし。
工事で片側通行多数の吉野街道を友田まで走り、羽村の堰から多摩サイに接続。
止まった脚はそう簡単に回復してくれないが、利用者の多い多摩サイをおさえて走るくらいは大丈夫。
結局帰りは日没間際、というかこのペースでは日が暮れるなぁ。
でも、暮れ行く多摩川を眺めながら走るのもなかなかオツなもの。
もう少しで家に着くよ、とメールをいれると、スーパーでお買い物を頼まれた(汗)
買い物の点数が少ないのでレジ袋ぶらさげて帰れるけれど、CAAD9で初めてスーパーでお買い物をしたし、レーパン姿で夕食の買いのものも初めてだw
抵抗感はあるけれど、週末の1日を遊ばせてもらっている身。
このくらいは「よろこんで〜」と引き受けなくっちゃね。
走行距離 156.8km AV 21.9km/h MAX 58km/h