奥武蔵グリーンライン
2010年 05月 04日
8時に八王子で待ち合わせだったのですが、僕が出遅れて八王子を8時過ぎにスタート。
R16から瑞穂バイパスを行かずに旧R16の都166を走り途中で金子方面に左折するつもりだったのだがそのまま直進。
R299で飯能に向うというちょっと遠回り。
出掛ける前にちゃんと地図をみておくんだった。
飯能市街を抜け東吾野駅付近から奥武蔵グリーンラインに登っていく。
山間部を走る経験が少ないYくんに先輩ズラして登坂のアドバイスをするが、きっちり後をついてくる、なんか立場無いな〜(^_^;
景色の良いところは脚を止め、風景を楽しみながら標高を稼いでいく。
稜線にでて縦走してもけっこうアップダウンがあるのが奥武蔵グリーンライン。
ゆっくりめのペース、登りは頑張らない。
近郊なのに高度感もあり眺めの良い顔振峠。
遠くに白く輝く西武ドームがみえる。
展望の利く景色は坂を登って来た者へのご褒美。
春というよりは初夏を思わせる緑の中を谷側から吹き上げる風に乗って山桜の花びらが舞い降りてくる。
荒れた路面が玉にきずだが、杉の木立の合間から見える景色を楽しみながら小さな峠を越えていく。
途中の関八州見晴し台は360°景色を見渡せる小さな山頂。
ここは自転車を止めて、ぜひ登ってもらいたいところ。
通り過ぎてしまうにはもったいない。歩いて5分って感じで頂きに着ける。
刈場坂峠も眺望が利く峠。
この景色を見ながらお弁当をひろげれば、さぞ美味いでしょうね。
隣接していた峠の茶屋はもう無いのが残念。
とうにお昼は過ぎているのでお腹が空いた。
R299方向に山を下りて正丸峠の峠の茶屋で腹ごしらえしよう。
枯れ枝や落石が落ちて路面が荒れている峠道を下っていく。
側溝を渡す鉄板がずれていたり、アスファルトの段差があったり、と落石以外に障害物がごろごろしている峠道。
何度か後輪をはじかれつつ下り切ったところで遅れたY君を待ち、あと4km登って正丸峠だよ、ゆっくりペースでいこう、と登り始める。
一言二言はなしながら半分ほど登ったあたり。
道路に掘られた縦溝に、やけに振動がくるな、と又越しにタイヤを見ると空気が抜けている。
気圧はまだ残っていたがゆっくりと空気がぬけてしまていた。
チューブを取り出し、タイヤの裏側を目視と触手でチェックする。
とりあえずは大丈夫そうなのでチューブを交換し空気圧をあげる。
と、2ミリくらいの幅、カーカスを貫通してしまった穴からチューブが顔をだしていた。
このままでは走れない。
もう一度空気を抜いて貫通してしまった穴にクリアーファイルの切れ端をあてて空気を入れ直す。
携帯ポンプで2回連続ポンピングするのは骨が折れた。
腕と腰がパンパン。なんか登坂よりも疲れたよ Orz
走行中、これ以上穴が広がらないことを祈りながら走り出す。
長時間止まっていたので脚まで重いなぁ。
正丸峠の峠の茶屋でお昼。
正丸丼を食べようと思っていたのにGW中は要予約。残念、食べたいものが無い。
だが体は食べ物を欲しがっている。
ジンギスカンは食べたく無い、これは食べたく無い、の消去法で結局うどんを注文する。
食事をそこそこに済まし、峠を下り山伏峠に登り返す。
正丸峠と山伏峠、ふたつ峠を越えることに警戒していたYくん、あっけなく山伏峠に着いたので一安心した様子。
細い下りの峠道、気をつけよう、と声をかけて名栗まで下る。
今日は名栗湖でジャムを買わずに素通り。
あとしんどい登りは小沢峠。
もうファイナルローでラクして登っちゃうもんね。
小沢峠のトンネルの先は豪快なダウンヒル。
ファイナルローから一気にアウタートップにシフトチェンジ。
気分爽快に下って、だらだらと青梅まで登り返す。
タイヤを買い替えるようだね、とコンビニ休憩中にYくんと話す。
どうせなら他の銘柄に変えてみるか、とか散財話。
とりあえず、なるしまに行ってみますか、ということで羽村から多摩サイで立川へ。
行ってもタイヤを買う現金は持ち合わせていないんだけどね.......
なるしまフレンドでタイヤをみていると、Yくんが、こんなのありますよ、とタイヤリペアキットなるものを持って来てた。
そういえばチューブレスのタイヤを内側からパッチをあてる補修パーツがなるしまで売ってれば良いね、なんて話していたっけ。
これはありがたい。これなら買って帰れる。
うまく補修できればタイヤを買わずに済むぞ〜。
うだうだとなるしまで時間を潰し日が傾いてしまった。
半袖ジャージにUVカット用のアームカバーで寒さを感じる前に帰宅の途につく。
Yくんとはなるしまで解散。
昼食がものたりなかったけれどのんびり山中を走ってたのしい1日を過ごせたなぁ。
走行距離 127km AV 20km/h MAX 58.7km/h