人気ブログランキング | 話題のタグを見る

土山峠〜牧馬峠〜大垂水峠

週末、深残業で睡眠がとれず、前夜まではヤビツ峠に行くつもりだったが、やっぱり朝起きることができなかった。
予定変更、R246から北上し土山峠を越えて宮が瀬湖まで行ってみよう。


天候は晴れ時々曇り、最低気温4℃最高気温17℃

ヒートテックの長袖アンダーにLSジャージ、レーパンにレッグウォーマー。
薄手のフルフィンガーグローブ。
寒かったらウインドブレーカーを羽織るつもりだったが出発は午前10時。
すでに気温は上がって、肌寒いがウインドブレーカーはバックポケットに閉まったままでスタート。

ゆっくりウォームアップして尾根幹に上がったらペースアップ。
今日は調子がいいのか脚が良く回って、下り基調になると40km/hをマークする。
こういうときは注意しないと調子に乗って事故ったり、体を痛めたりする罠にはまちゃったりするんだよなぁ。
自重してペースをおさえておさえて。

小山〜相模原駅〜上溝を抜けて昭和橋を渡る。

土山峠〜牧馬峠〜大垂水峠_e0123825_114148.jpg


丹沢の山塊に先日の雪が残っている。なんか信州に着ているみたい。
昭和橋を渡って相模川と平行するように広域農道を南下する。
春の日差しが雲間から顔を出して、ほのぼの温かくて気持がいい。
冷たい風を受けながら温かい陽を浴びる、なんともいえないここちよさ。

土山峠〜牧馬峠〜大垂水峠_e0123825_121648.jpg


周囲の田圃にはレンゲソウが咲き乱れる。やっぱり春なんだなぁ。
ここでのんびりしていればヒバリの声も聞けそうだ。

広域農道を抜けて金田陸橋をとおり厚木市街からR246をひた走る。
クルマの流れに合わせていると自ずとペースが上がりハアハア息を切らせて、気がつけばまた40km/h。
これって全力疾走と違う?!

軽い脱力感とともに東海病院を過ぎ県64へ右折。
テンションが高いままなのですが体に力が入らない変な感じ。
なのですが進むうちに周囲の風景はのどかなものに。
徐々に心癒されテンションは穏やかモード。
山の樹木に芽が噴きはじめ、柔らかな緑が点々と山を覆っている。
そんな景色を眺めながら丘陵地帯のアップダウンを繰り返す、サイクリングにはもってこいの良いルート。

時刻は12時前。
清川村に入りゴルフ場の丘陵を上り詰めたところに山小屋風の喫茶店があったので
ここで一息入れましょう。

土山峠〜牧馬峠〜大垂水峠_e0123825_125911.jpg


道路端の駐車場から木造の階段を上り山小屋風の店内へ。
ほのかに温かい暖房の効いた店内の天窓から射し込む日だまりのある席につく。

老夫婦がおだやかにキッチンで仕事をしている。
客は僕一人。のんびりメニューをながめてフルーツあんみつをオーダー。

土山峠〜牧馬峠〜大垂水峠_e0123825_134451.jpg


濃厚なアイスクリームとほどよい甘さのアンコ、フルーツもなかなかです。
火照って乾いた喉に冷えたフルーツあんみつは相性抜群。
店内を見回したら土日限定でシフォンケーキが.....
どうしよ〜、次に来たときのお楽しみにしようかなぁ〜
でも食べたい、でも、甘いもの食べ過ぎだよなぁ....

土山峠〜牧馬峠〜大垂水峠_e0123825_142741.jpg


結局たのんじゃったw

美味しくいただいて、わずかな時間だけれどくつろげた。


必要以上に飛ばして来た脚に疲れが見えたが、ゆっくり走り出して乳酸除去すれば
復活するだろうと店を出る。

別所温泉を左折し宮が瀬湖に向って進路を取ると土山峠への登りが始まっていた。
清川村役場を過ぎ半原越えに向うリッチランドへの分かれ道を過ぎると坂の傾斜は脚ごたえのあるものになる。

ひとり二人と下ってくるサイクリストと挨拶を交わし、道が大きく左右にカーブする坂を登り切ると、そこが土山峠。

土山峠〜牧馬峠〜大垂水峠_e0123825_15571.jpg


湖畔を吹き通る風は冷たく、芽吹き出した山容が美しい。
かいた汗が冷えないように脚が回復するにつれてペースをあげる。

土山峠〜牧馬峠〜大垂水峠_e0123825_154080.jpg


久しぶりの好天。季節は春。サイクリストが多い。
もっとスッキリ晴れていれば山はもっと緑が映えるだろうに....

土山峠〜牧馬峠〜大垂水峠_e0123825_161166.jpg


やまびこ大橋から南側の山を望む。
うっすら残る雪とほんのり緑の山のコントラストがなかなか....

土山峠〜牧馬峠〜大垂水峠_e0123825_164024.jpg


鳥居原ふれあいの館で一休み。
出店のパン屋でパンを買い、自販機の温かい紅茶で軽くお腹を満たして、残存スタミナとルートを相談。
少々無理があるが、もうちょっと走りごたえが欲しいなぁ。
ということで牧馬峠を越えて大垂水峠を通って帰りましょう、と決める。

烏屋から道志みちにむかう小さな峠の道端には雪がわずかに残こり、この地が寒いことを教えてくれる。
ここで雪が残っているということは牧馬峠の北側斜面、大丈夫かな。

土山峠〜牧馬峠〜大垂水峠_e0123825_172012.jpg


梶野のYショップは今日はスルー。
道志川に一気にダウンヒルして道が登りに傾斜が変わり、スピードが落ち始めるとそのスピードに合わせギアをインナーに。
じっくりと坂と取っ組み合いを始める。

青野原のキャンプ場を見下ろす絶景ポイントははずせないので一休み。
風景をカメラに収めたら、再び坂と取っ組み合いを始める。
今度は峠まで一気に登ろう。

土山峠〜牧馬峠〜大垂水峠_e0123825_18499.jpg


牧馬峠の北側は雪も無く凍結している気配がない。
が、ワッカ道を下り切るまで何があるか分からないから慎重に。

何事も無く普通のアスファルトの路面にたどりつくと緊張をゆるめ、力をぬいてダウンヒルを続ける。

牧野から来る道と合わさると道はまた登りになる。
まだ乳酸の残る脚はゆるい登りでもなかなかしんどい。
ギアは軽め。回転で坂を登って行く。

小さな峠の先は杉林の中を行く幅の狭い道。
雰囲気があるこういう道は好みだが、対向してくるクルマの多くは前方から来る車両はいないような走り方をしてくることが多いので、カーブの先まで対向車の有無を注意をはらう。
案の定メルセデスが道幅一杯使いながらいいペースで走って来た。
読みが無かったら鉢合わせしちゃうところだった。

プレジャーフォレストに出るとR412で相模湖に向い甲州街道にでる。
あとは大垂水峠を越えれば八王子。帰ったも同然。

千木良まではアップダウンを繰り返す甲州街道も千木良を過ぎると登りの一本調子。
ダンシングを交えながら峠を越える。

土山峠〜牧馬峠〜大垂水峠_e0123825_185045.jpg


ジャージのチャックを首元まで上げてダウンヒル開始。
結局今日はウインドブレーカーを着ることは無かった...などと他の考えに及ぶことも徐々に無くなりダウンヒルへの集中力が高まっていく。

いきなりフルアウターでペダルを回しているのにチェーンが外側に落ちて外れた!
かかっていたトルクがいきなり抜ける。

一瞬パニック。
良いペースで下っているので、もしものことがあったら...Oh,my God!

ディレイラーの調整は悪くなさそうなので、原因が分からず。
もう少しで坂を下り終わるし、もう八王子、YOUCANで見てもらおう。

下りのペースの勢いのまま八王子の街を駆け抜ける。
またまた限界走行。ケイデンス120近くでペダルを回す。
信号でひっかかるから回せるが、長時間はとても持たないハイペース。

なのだが無性に思いっきり回したい気分になっている。
仕事で鬱積したストレスを発散しているのか....乗り足りないからエネルギーを放出しているのか.....

きっと、両方だな。そんな気分だもの。

JR八王子駅を過ぎたあたりで燃料枯渇、ペースを落とす。
上がった心拍を落としながらYOUCANに到着。

すぐにスタッフがメンテしてくれる。
原因はFディレイラーのプレートが広がっていたみたい。
そんなこともあるんだね。ちょっと意外で驚いた。


浅川CRは人通りがあるのでペースダウン。ゆっくり走り帰路につく。
飛ばすのは車道のみ。
走って、坂を登って、美味しいモノを食べてとエネルギーを発散したので気分もスッキリ。

日が高いうちに帰宅できたので、チェーンをメンテして車体を拭き掃除。
次回のツーリングの準備完了。
ビールといきたいところだがコーラで喉を潤す。

あ...ノンアルコールビールなら、帰宅後の家族サービス、OKだな。
でも酔わないビールってどうなんでしょ(^_^;


走行距離 104.4km AV 24.1km/h MAX 62.7km/h
by jake490 | 2010-04-18 23:59 | ハシる

ペダルを回せばご機嫌のカメラ好きな自転車乗り。ご近所彷徨いながら日々の出来事を徒然なるままに


by jake490
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31