人気ブログランキング | 話題のタグを見る

灼熱の峠三昧、松姫峠〜鶴峠〜田和峠〜大垂水峠

期待していなかった天気、なんと朝から、どピーカンです。
先週に引き続き奥多摩へ。
奥多摩湖から小菅村に向い、松姫峠をピストンして、上野原に抜け、甲州街道で戻ってくるルートです。


朝5時半に起床したものの、寝不足からか、6時までボ〜っとしてました。
やや慌てて準備にはいり、朝食はカップヌードルにバナナ、と牛乳。
スゲー組み合わせですが、食べるものがこれしか無いっす。
途中、コンビニで補給することにして出発。

多摩サイを拝島橋まで走り、拝島橋から奥多摩街道で青梅。
青梅からは国道411青梅街道で奥多摩湖に向います。

灼熱の峠三昧、松姫峠〜鶴峠〜田和峠〜大垂水峠_e0123825_1232424.jpg


いつもなら小作から吉野街道で古里に向い、そこで青梅街道に接続しますが、今日はずっと青梅街道。
走りやすさから言うと、たぶん吉野街道の方が走りやすいと思うのですが、古い街並の面影がある青梅街道を走りたかったのです。

実際走ってみると、目は楽しめるのですが、意外にアップダウンが多く、ついつい踏み込んでしまって消耗気味。
古里のセブンイレブンで何か食べないと、と思うのですが、暑さで食欲ゼロ。
バッドコンビネーションの朝食のせいで、お腹の調子も今ひとつ。
結局スポーツドリンクとミネラルウォーターのみの補給で奥多摩湖まで走ってしまいました。

灼熱の峠三昧、松姫峠〜鶴峠〜田和峠〜大垂水峠_e0123825_124523.jpg


奥多摩湖で気温は10時で30℃。水分意外は補給できていないので、すでにお疲れ状態。
暑さしのぎも含めて長目の休憩をいれました。
このまま走っていると熱中症になっちゃうかも、なコンディション。
ここまでで家に帰っちゃおうかな〜な気持がもたげますが、無理をせず、行けるところまで、と決めてゆっくり再スタート。

灼熱の峠三昧、松姫峠〜鶴峠〜田和峠〜大垂水峠_e0123825_1245145.jpg


日差しはさらに真夏の日差しの威力をみせ、全身から汗を噴き出る。
いくら飲んでも追いつかない、こりゃ大変な一日になりそうです。

灼熱の峠三昧、松姫峠〜鶴峠〜田和峠〜大垂水峠_e0123825_1253055.jpg


トンネルの中を走るのはあまり好きじゃないけれど、トンネルの中は涼しくてホッとします。
でも出てしまえば灼熱の日差しが....きついなぁ。

灼熱の峠三昧、松姫峠〜鶴峠〜田和峠〜大垂水峠_e0123825_1261189.jpg


小菅村に着いた。下の川から子供達が水遊びをしている声が聞こえます。
外で遊ぶ子供の声を久しく聞いてなかったな〜。
今は夏休みなんだね、やっぱり。

左に曲がって国道139を進み松姫峠にアタックしよう。ボトルの水は満タンだ。
木陰もあるのでなんとかなりそうだし。

灼熱の峠三昧、松姫峠〜鶴峠〜田和峠〜大垂水峠_e0123825_1271587.jpg


松姫峠に登るのはこれで2度目。ただし小菅村側から登るのは初めて。
こちらからの勾配の方がきつかった記憶があるので、躊躇していたのだが、インナーロー、もしくは1段下のギアでも、ゆっくり登るぶんには追い込まれることは無い。

灼熱の峠三昧、松姫峠〜鶴峠〜田和峠〜大垂水峠_e0123825_1275569.jpg


山から下りてくる風が涼しくて心地良い。木陰と日向の温度差の強烈なことか。
峠から下ってくる何人かのサイクリストとすれ違い挨拶をかわす。
こんな暑い日に峠を登る好き者が結構いるんだね。
周遊道路よりも奥のこの峠道は静かで、自分のタイヤとギアの音しかしない。

ここを抜ければ天辺だ!というだまし地形が2、3あって、心が折れそうになる。
そう簡単にピークを拝ませてくれないのだな、松姫峠は。

灼熱の峠三昧、松姫峠〜鶴峠〜田和峠〜大垂水峠_e0123825_1284724.jpg


松姫峠に到着。停車した途端、汗が身体から吹き出てくる。
スナップを撮ったり、ふらふらしていると、次から次とサイクリストが登ってきた。
高いところへ行くほど、走り屋のサイクリストが多くなる、っていうのは正しいのだなぁ。
みなさん強そうだ。僕は例外だけど。

灼熱の峠三昧、松姫峠〜鶴峠〜田和峠〜大垂水峠_e0123825_130020.jpg


自宅を出る時には見えていた富士山。
峠から見えるかな、と期待していたけれど、雲がかかって見えません。

登坂中、空腹感があったので、持参した玄米ブランを食べたのだが、1枚食べるともう胃が受け付かない。
暑さでへばっているんですね。峠を降りたら甘い飲み物でも飲んでカロリーをとらないとやられちゃいます。

灼熱の峠三昧、松姫峠〜鶴峠〜田和峠〜大垂水峠_e0123825_131728.jpg


時間をかけて登った峠を10分もかからず下ってしまい、県18を上野原に向ってハンドルを切る。
少し下ったところに自販機を発見。ミネラルウォーターとアイスココアを補給すします。
もうゴクゴク飲んじゃいましたねぇ。あっという間です。
甘いものを飲むと空腹感が去り、ちょっと気分も落ち着いたところで再スタート。

下り切り、道が登りになり始めるといきなりファイナルロー。
それも踏み込まないとペダルが回りません。
木陰の無い、直射日光をガンガン浴びながら登っていくのは、結構辛い。
あっという間に熱中症ぽくなってしまう。

楽に越えられるとは思っていなかったけれど、とんだ伏兵ですね。

灼熱の峠三昧、松姫峠〜鶴峠〜田和峠〜大垂水峠_e0123825_131546.jpg


峠の標識すらなく、あるのはバス停のみ。
もう、脚を使い切った感じです。回らなくなった脚で踏ん張って九十九折りをくだります。
風を受けて下っていくと、身体が涼んでお腹が減ってきました。
時刻も午後1時ほど。西原にあるびりゅう館で食事にありつきます。

灼熱の峠三昧、松姫峠〜鶴峠〜田和峠〜大垂水峠_e0123825_1324189.jpg
灼熱の峠三昧、松姫峠〜鶴峠〜田和峠〜大垂水峠_e0123825_1325652.jpg


暑くても食欲そそる、お蕎麦をいただきます。
地元で収穫した蕎麦を水車で粉にして打った蕎麦と、同じく地元野菜の天ぷらです。
大汗をかいてきたので汁の味はわからないけれど、蕎麦は良かったですね。
野菜の天ぷらも上々。

お腹をこなしつつ、冷房の効いた中でしばらく休憩。
外に出ると暑さがこたえます。

灼熱の峠三昧、松姫峠〜鶴峠〜田和峠〜大垂水峠_e0123825_1334080.jpg


消耗した脚に追い打ちをかけるような田和峠への登り返し。
短い登りですが、ここまで重ねてきた疲労に追い打ちをかけるようでキツいですね。
しかし、ここを過ぎればもう後は下り基調の道。

灼熱の峠三昧、松姫峠〜鶴峠〜田和峠〜大垂水峠_e0123825_1342084.jpg


県18は山間の村を繋いでいく快適な道。旅気分満点です。
ゆずり腹で県33と接続。左は甲武トンネル。右は上野原。
脚があれば甲武トンネル越えも良いかな〜、なのですが、僕にはまだまだ。
迷わず、上野原へ。こちらに進んでも大垂水峠越えがあるし。

ちょっとした登り返しが登れません。というか、暑さで身体が参ってます。
コンビニでアイスBOXを買い、日影でガリガリ食べますが、口だけ冷えて汗が引いていきません。
ボトルの水もぬるま湯のよう。この辺は相当暑いのかな。

上野原で甲州街道に接続したあたりで、お尻の筋肉がつってサドルに座っていられなくなってきました。きっと、塩分の不足ですね。
タイミングが早いですが、またまたコンビニに吸収。
塩飴とスポーツドリンク、ミネラルウォーターで塩分と水分を補給。
大垂水峠越えに備えて十分に水分を取っておきます。

相模湖インターあたりから相模湖駅までの間、車が渋滞して、車の発する熱が凄くて参りました。
大垂水峠まで渋滞が続いてたら、と思うとぞっとしますねぇ。

千木良から勾配が付き始め、ギアもインナーに入れてイーブンペースで登ります。
お尻の筋肉の具合も良くなり、疲労感があるもののいい調子。

灼熱の峠三昧、松姫峠〜鶴峠〜田和峠〜大垂水峠_e0123825_1353488.jpg


街頭の温度計、39℃を示しています。ほんとかよ〜、ですね。
暑いにゃ、暑いですよ。ホントに。

今日これまでこなしてきた坂に比べたら勾配のゆるい大垂水。
回すほど力が残っていいませんが、ギアを2、3枚残していけてます。
少しは前より坂に強くなってきたかな〜、なんてちょっと嬉しかったり。

灼熱の峠三昧、松姫峠〜鶴峠〜田和峠〜大垂水峠_e0123825_136166.jpg


峠はそのままスルーしようかな、と思いましたが、下りを走る集中力が足りなさそうなので気分をリセットするためにストップ。
なまぬるいボトルの水で喉を潤してから、ダウンヒルです。

車の流れに乗って、一期に高尾まで下り、八王子市内を走っていると、もう帰ってきた気分。
浅川CRでペースを落としてクールダウンしながら帰宅。


シャワーを浴びて体重を量ったら3kg減っていました@_@;
たぶん、身体から抜けた水分ですね。

今日は暑さと、予想外の鶴峠の急勾配にやられちゃいました。


走行距離 148km AV 20.2km/h MAX 60.6km/h
by jake490 | 2009-07-26 23:59 | ハシる

ペダルを回せばご機嫌のカメラ好きな自転車乗り。ご近所彷徨いながら日々の出来事を徒然なるままに


by jake490
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31