空のむこうに ~自転車徒然 ほんのりと~

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2015年 02月 04日

江戸の遺伝子

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江戸時代の生活文化史から現在の生活文化を見直す内容か、と思って手に取り読んでみたのだが、まったく違った。
世界史の中の日本、その江戸時代の文化、政治、の特徴をわかりやすく書かれていて、ともすれば欧米文化よりも卑下してしまいがちな日本の文化、日本の有り様を見直すいい機会になったと思う。
国際社会の一員として日本人の立ち位置を再確認する上でも良書だった。
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by jake490 | 2015-02-04 16:38
2015年 01月 07日

僕たちの国家

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暮れから正月にかけて読みました。
不勉強なワタクシには目からうろこな話もありましたし、勉強してきたことの後押しになるような話もありました。
戦後教育や間違ったベクトルで動いてしまった政治の尻ぬぐい的に、自分たちの暮らす国を深く考えたりせず、日本人としての立ち位置を見失ってしまいがちな世の中の風に警鐘を鳴らしているようにも思いました。

今年の一冊目としてはまずまずのスタートを切れたと思います。
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by jake490 | 2015-01-07 23:28 | カンジる
2014年 08月 10日

フクシマ2題

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旧友が福島にいる。
夏になると桃を送ってくれる。
美味しい桃。 いつもありがたくいただいている。
だが、あの3.11の夏
「放射線測定器でチェック済みでOKな桃だけど、気になるなら食べなくていいよ」と。
彼の住む街も避難勧告はさせていないが、放射線量の多い地域だと、されている。
改めて、放射線はどうなんだ、ときくのは憚れるが、
彼の胸の中には重いものがあるはずだ。
そんな彼だから、食べて被曝するようなものを送ってくるわけがないと自分では思う。

そういいながらも、果たして放射線測定結果に安心できるかという、行政にたいする信頼性に不安がないわけじゃない。

都合の悪い事実は隠蔽される。

だから、食品の安全を願うひとびとは安易に福島産の農産物に手を出さないのだ。
きちんと線引をしないといけない。
それとも、線引できないほど全体が汚染されているのか、
疑いだせばきりがない。

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「境界の町で」
とくにフクシマ関連とは思わずに手にとってみたのだけれど、
周辺住民目線と、原発に携わる人も含めての、ひとつのリアル。

地域を潤す(出稼ぎに行かなくとも済むという経済力を得る)産業であり、地域経済の中心となっている。
原発をよく知らずに経済を優先して誘致を了解し、地域は活性する。
知らないものはよく理解しようと勉強すれば勉強するほど、原発はいかん、という答えがでてくるが.....という地元住民のジレンマ


フクシマの桃の甘さを味わいながら、染み出てくる原発の有り様
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by jake490 | 2014-08-10 18:07
2014年 07月 02日

偽りのサイクル

おそらくこれがアームストロングの真実なんでしょう。
状況証拠を積み上げて炙りたした真実は、虚像を掴まされてきた無念さに憤りを覚えた。
半分も読み終わらないうちに、ボクはイエローバンドをゴミ箱に捨てた。

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「ただマイヨジョーヌ….」「毎秒が生きるチャンス」ほか、ユーチューブで激走するビデオとか、圧倒的な強さを魅せつける、
ファンまでとは行かないが、影響を受けてきたのは事実。
本に書かれているころを鵜呑みにするほど初心じゃないが、積極的にイエローバンドを腕にはめた。
クリスカーマイケルのトレーニング本を参考にしようと思ったこともある。

大いに失望のは、奴はがん克服者を隠れ蓑に偽善者を語り続けた。
がん患者をエイドするリブストロングは最低の詐欺。
ドーピングをして後に悔やむもの、ドーピングに対して罪悪感すら感じていないもの、二通りの人間がいる。奴は後者であること。

今年ももうすぐツール・ド・フランスの季節がやってくる。
残念だが海外のロードレースで飛び抜けたパフォーマンスをみると、もしかして…なんて疑念が湧いてしまう、これは残念だ。
近年、薬にまみれたロードレースにスポンサーがつかないのは、こういう輩たちの巣窟はそう簡単にクリーンにならないと読む背景があるからだろう。
レーサーたちの活躍を色眼鏡で見てしまいそうになる今の気分が悲しい。
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by jake490 | 2014-07-02 13:07 | カンジる
2014年 02月 06日

利休にたずねよ

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史実に基づいたノンフィクションぽい利休像を求めて手にした書であったが、史実とは離れた創作的な利休であったのが残念。
ただ、読み物としては面白く、切腹のときから時間をさかのぼっていいく短編集のスタイルになっているので読みやすい。
スジとは関係ないが、心に残る利休の台詞
「一物を持たずとも、胸中の覚悟と創意があれば、新しい茶の湯が愉しめる.....」
が胸に響き心に残る。
物事を極めようと欲すれば行き着く境地に至る至言のように思える。

ストーリーに賛否両論有るようだが、心に残る一行があればそれで、十分良書。
読む人の境涯によるなぁ。
反復して読んでいるのでまだ読み終わらない。
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by jake490 | 2014-02-06 00:49 | カンジる
2013年 11月 20日

オレたちバブル入行組

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例の倍返し、十倍返し? の半沢直樹が主人公の小説。
ようやく読めました。
テレビは殆ど見ないのでドラマは見ておりません。

池井戸潤の小説は小気味良く読めて、痛快です。
下町ロケットに続いて2作目読了。
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by jake490 | 2013-11-20 17:22 | カンジる
2013年 09月 13日

64 横山秀夫

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綿密な描写の文章にドップリ浸かった。
クライマーズ・ハイにつづいて久々に横山秀夫の本、なかなか緊張感と激しい対峙に蹴落とされそうになりつつも読み続けた。
様々な葛藤を咀嚼して乗り越えていく主人公の有り様に、簡単に心が折れてしまう自分を叱咤する気持ちが昂ぶる。
痛快というわけではないが、地に足をついた力強さを十分に味わうことができた。
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by jake490 | 2013-09-13 15:57 | カンジる
2013年 07月 05日

奇跡のリンゴ

農薬散布が当たり前のリンゴ栽培を、絶対不可能と言われた無農薬農法で挑戦し、成功させた農家のお話。

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閉塞的なムラ社会の日本、まして東北という土地柄から、革新的なことに挑戦するには軋轢があったに違いないことだし、かつて誰もやったことがない農法に取り組むのは尋常ではない戦いがあったことは、この一冊、著者の指先から編み出した文章の中からでは表しきれないものがあったことことに余りある。

凄まじいい30年だったのだろうなぁ。
成功するまでひたむきにかけ続けた有り様は敬服すると同時に、勇気も与えてくれた。

お話はリンゴを育てることなのだが、この無農薬農法の基幹は自然との共生にある。
すべての生きとし生けるもの、自然の摂理は相互に因果関係をつくり共生していることを改めてかんがえさせられた。
人間社会にも共生の中に個人、国家があることを改めて重要視しなければいけない時勢であるように思う今日このごろ。
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by jake490 | 2013-07-05 15:41 | カンジる
2013年 06月 26日

永遠の0

「海賊と呼ばれた男に」引き続き「永遠の0」を読んでみました。
ミステリー小説のスタイルで、ある種、謎を解きながら読み進めると知らずのうちに目頭が熱くなる自分がいました。

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ストーリーはフィクションですが、小説の背景は史実を入念に調べあげており、先の大戦の史実を明確に描写しています。
神風特攻隊について、自分達には美化して伝わっていますが、この自己犠牲の行為が、一体何だったのか大いに再考させられました。
多様な捉え方をしましたが、その多くは為政者の都合がいいようにまた彼他の大罪を隠遁するように物語られた美化のしかただったことに憤りを感じえません。
戦争というのは国家の存亡をかけた最終的最悪の手段にもかかわらず指導部の必勝にたる精神が足りささすぎ、人命の軽視も甚だしい。
大義を背負うことができない上層部が命の危険のない所で空論的に作戦を進めているところにこうした悲劇が生まれるのです。

大義を背負い、戦果を期待できない死を約束された作戦に飛び立っていた若者たちの後ろに自分たちの時代が成り立っていると思うと、自分の生き方がいかに薄っぺらく弱々しいものに思えてきました。

今の時代を注意深く観察してみれば、戦時の暗部とおなじようなものが渦巻いているのがよくわかります。
世相に惑わされず、利害の思惑をかわして高徳な生き方をすることが、無くなった方たちへの報いになるのではと思いますし、戦争の大いなる反省になるのではないでしょうか。
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by jake490 | 2013-06-26 14:57 | カンジる
2013年 06月 18日

海賊とよばれた男

やっと下巻を読み終えた。
といっても。本を手にしてからはあっという間に読んじゃったけれど。

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男子たるもの、気骨のある生き方をしたいものだよなぁ。
女性の場合は女大夫というのかな。

あらためて自分の了見と言うか器、ちっせ〜〜なぁと空をあおいだ。
閉塞感を感じる世間だし、仕事環境もそう。
だからといって小さくまとまってちゃいかんね。
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by jake490 | 2013-06-18 18:35 | カンジる