自分がエンジンなんだ
2008年 08月 28日
どんなに高性能な自転車に乗っても乗り手の体力以上の走行性能を発揮できないのですから。
乗り手は自分のパフォーマンスを受け入れなければなりません。
そして、より高いパフォーマンスを望めば、それなりにトレーニングを積まなければならないのです。
高性能な自転車=短時間で長い距離を走れる能力にならない。
単に高い走行性能を発揮できる条件をそろえたにすぎないんですね。
それ故に自然体の自分、自分の力を脚色すること無く謙虚に受け入れること。
これができたとき、そして誰に抗うこと無く自分と対峙したとき、自転車はもっと面白くなります。
もっと速く走りたい欲求があれば自分に問えば良い。
その力は自転車が与えてくれるものでもなく、誰から与えられるものではない。
自ら生み出さなければならないのです。
結果を出したければ生活態度まで変わってくる。
だからこそ、自ら積み上げたものの結果が発揮できれば、それが僅かなものであっても無情の歓びに感じるのです。
今ある自分を打ち破れたか、否か....それが正直に出る乗り物なんです。自転車っていうやつは。
だから、面白い。