嘗て法政大学キャンバスで活動していたMTBパークが閉じてしまい、
MTBの先達から技術とマナーを教えていただく期会を失ってしまったが、
主催者が「まちさが里山サイクリングの会」として活動を開始。
不肖ワタクシもお誘い頂いてようやく本日、参加することができた。
前回は西多摩MTB友の会の説明会とボランティア活動の見学と重なって参加できず。
身体が二つ欲しいなぁ。
友の会は明日も活動があるのだけれど、2日連続で家を空けられない。
家人はワタクシがMTBで遊んでいる間、イベントで作品のハワイアンキルトあれこれを販売しているころだ。
というわけで、今日はフリーなのさ〜
集合場所の公園まで行くには、一山越えて回りこまなければならないのだが、
そんな遠回りしなくても、近道で行けるトレイルがある。
だが、ルートをはっきり覚えていないし、公園の位置も曖昧。
一旦はトレイルの入り口を通り過ぎたのだが、舗装路を行っても道順が曖昧なんで、
なら、トレイルを走るでしょw
んで、やっぱり道と位置が不安になり、スマホで自分の位置を確認する始末。
で、そばで咲いていた花を撮影する。
ストリートフラワーフォトグラファーたる執着ぶりwww
偶然作業していたブルーベリー農園の方に道を尋ねて、時間に遅れること無く到着。
主催者をはじめHMPのパークキーパーさんや、常連さんが主だった集まり。
もちろん、初めての方も何人か、ワタクシもそのうちの一人。
穏やかな雰囲気で、森のなか。
自己紹介をしつつミーティング。
この自己紹介というのがワタクシ苦手でありまして、大概第一印象悪いのだよね(汗)
まあ、そのうち、ご理解いただければ。
ロードバイクのライドでも大人数なぐらいの20人ほど集まり。
それをまず3で割り分散。走っているうちに、それぞれのペースでまた自然的にグループが分散するような、状況に合わせて、柔軟にライドが進行。
多分この辺を走るのだろうな、と想定していたエリアとは違うエリアを走ることになって
やや緊張。
お初なトレイルは判断力と反射とパワーと持久力、そしてバランス、トラクション、
全てが総掛かり。
なので、走っている時間の密度がすごく高い。面白いぞ!
元選手で橋本でサイクルショップを経営しているSさんに、登りのテクニックをレクチャーしていただく。
みんな真剣に耳を傾け、走行を見守る。
上手い人は、難しいところを簡単に走ってしまうので、同じ所を自分で走ってみれば、
簡単に出来ないことを思い知るのね。
運がよいことに、Sさんと、相当上手な方の後ろを走らせてもらったので、
すごく勉強になったものの、
彼らを見ていると自分のラインがおろそかになるし、
やっぱり、下手くそな分、遅れてしまう。
焦っているわけではないが、なろほど上手だな、なんて見とれていたのも有り、
道標のコンクリの杭に直撃。
テクニックではなく、運良く抜重できたから、転倒せずに上に飛ばされて、事なきを得たつもりだったのだが、リアがスローパンク。
この抜け方だと、スネークパインドではなくバルブが逝っちゃってるだろうね。
登りがやたらキツくて、ダメダメな自分を詰っていたのだが、パンクのせいでもあった。
毎度リムとタイヤが固着しているので、これはここでリタイアかな、と。
そうしたら、同行のメンバーが手際よくささっと修理して頂いちゃいまして。
もう、ありがたく。
その後脳一本走ったトレイルはまた未知のトレイルで、非常に面白かった。
リタイアしなくてよかった。
直していただいた方に足を向けて眠れません。
HMPの帰りに必ずと言って寄っていたラッテで、ジェラートタイム。
なんだかんだと、受け入れていただきまして、歓談するのも楽しく。
集合場所に戻り、自走組の一人と帰る方向に伸びるトレイルをもう一本お誘い。
5月も末、下生えも木々も生い茂り、ただでさえ空覚えのルートで案内が不安だったけど、
なんとか、ゆっくり楽しみながら、街に出る。
ご一緒いただいた方と握手してお別れ。
一人になると、電池が切れたようにスローダウン。
バイクが重い。
腰痛で安静という名のダラダラ生活を2週ほど続けてきた効果テキメン。
体力無いね〜〜〜〜
ロードバイクだったら40km/h近い速度で走れる道を20km/hでダラ〜〜〜っと。
回復を兼ねて、癒やしの森、いつもの谷戸へ。
グループライド中、封印していたX30を取り出す。
田んぼに水が入ったから、鳥に声にガマガエルの声が混ざる。
ああ〜、いい感じに疲れてるな〜〜〜
田んぼを巡る用水のせせらぎが心地よく、
水面の反射がキラキラ
谷戸から森に入って行くとアザミがのびのびと
自分の中に、何となくだけど、夏が始まった気分のスイッチが入った気がした。
木漏れ日がなんともなんとも、
心地よさが、言葉にならないですわ〜
木漏れ日の中、ゆるりと小さな山越えをして、帰宅。
とりあえず、腰痛は引っ込んでいる。
このまま引っ込んでいてね。