ride &walk
2016年 03月 26日
時間のリソースを一つの案件に使ってしまったから、
週明け月曜日納品の仕事、手付かず。
なわけで、また週末はお仕事。家事のヘルプができないなぁ。
すっきりしない天気。
自分の心を映したようだが、ここはひとつ気持ちを切り替えよう。
桜の花を永く楽しめるのはありがたい。
おそらく、田園風景が広がっていたであろう時代からそこにある桜並木。
今朝は少しばかり時間を取って、歩き眺めつ、ファインダーを覗く。
もう、何年、咲き続けていたのだろうか。
走行ペースは穏やかに。
徐々に心拍が上がり、キツイかな、の寸前でペースを落とす。
MTBから伝わるダートの感触を味わいながら、
周りの景色を眺めながら、流していく。
ベーカリーが開店する時間まで間があるし、
気持ちを切り替えるのにはちょうどいい。
少し野山を歩くことにしよう。
ここは自転車禁止なので、ノンビリと押し歩く。
最初は静寂と思われた谷戸を絡めた雑木林の中、
足を止めると野鳥の声が遠くに聞こえる。
雲間から時折薄く日が差し込むと
芽吹いたばかりの若葉が輝き出す。
熊鈴カラコロ、心地良い音。
小さな白き花
なんだろうね、と眺めているうちにお日様雲隠れ
薄明かりのような柔らかい光の中にほんのりと白い。
コゲラが幹を突く音。
コンコン乾いた音のさきに、コゲラのシルエット。
空に伸ばして芽が吹いて
初々しいエネルギー
励まされているような、心地になる。
日差しを遮る雲は忙しそうだ。
足早に流れいく。
綺麗な赤色。
綺麗な赤だったな。と思ったら
また、控えめな、小さな花が咲いていたり
谷戸から上り詰めて草叢の丘に出ると
多分コレは花ニラ?
お曇り空の下なれど、木立の外に出れば、明るい世界。
さて行くか。
ベーカリーに行くにはちょうどいい頃合いだ。
とMTBで漕ぎだすと
目の前に満開の桜。
随分気の早い桜。
朝の散輪散歩、もとい、通勤!には出来すぎ。