息子が休日出勤なので、朝は早起きで妻と朝食作り。
その勢いで家事を済ませたので、午前中だけ空き時間を確保。
全くもって久しぶり、MTBに乗っちゃうもん♪
だからといって力むわけじゃなく、ご近所をママチャリよろしくのんびり行こうよ、なので
普段着のTシャツに短パンで、出で立ちからしてゆるゆる〜
ふらっと家を出る。
近所の神社はお祭りで、多分、今日はお神輿が出るんじゃないかな。
まだ朝早いから幟はあがっていないが、準備が終わりきっていないところが
また、祭りの朝の雰囲気で、夏の終わり、秋の始まりの風物詩。
全然頑張らないで里山に続く坂道を登っていくと、
雑木林が近づくにつれて蝉の声が響いてくる。
我が家の周りはコオロギが鳴いて秋の風情だが、里山はまだ夏が続いている。
花がモゾモゾ揺れていると思ったら、虫が蜜を吸っている。
なんだこれは!とジロジロ見ていたら、蚊に刺されまくった。
いつものトレイルは、続いた雨でむき出しの粘土質ゆえ、
真っ直ぐ走っているのに、フロントがズルンと滑る。
ユックリ走っているのに、こえぇぇ〜
谷戸の田んぼ
暫く来なかったうちに、すっかり稲穂は頭を垂れて、黄金色。
もうじき稲刈りだね。
遠く里山から蝉の声が風に乗り聞こえて
稲穂の上をトンボが弧を描く。
蚊に刺されたところをポリポリかきながら
もう一山登って、足を伸ばし、トレイルをもう一本
いやはや、夏草が凄くて凄くて、全身でブッシュに突っ込む感じ。
ブッシュを突き抜けても、夏草がトレイルを覆う。
むき出しのすねが草にこすれて痒いのなんの
体力が、全然ないから、ちょっと綺麗な花を見ると
それを口実に一休み。
まあね、マイペースが心地よい。
ほんのりと汗が滲んでくる。
里山の草原は、あまりお目にかからない花が咲いていて
草花に詳しい妻にLINEをいれて聞いてみる。
どうも釣鐘草らしい。
オールシーズン人が通るトレイルは、踏み跡で一筋のライン。
人ごごち着いて、リラックスしながらペダルを回す。
夏草がまだ勢いがあるけれど、
所々で秋の気配もあったりで、
こうして季節の移ろいを感じながら走るのは
なんて気持ちが良いんだろう。
谷戸の水を湛える池
流れるせせらぎの音、四方の山から蝉の声が風に乗り
花の蜜を求めて飛び回る虫たち
散輪ですからね。
もうゆるゆるですよ。
固く締まった粘土質に苔が生えた
しかも濡れいている
という、
タイヤがトゥ〜〜〜〜〜〜〜と滑ってしまう
極悪な
しかも昼なお暗い登りをヒイヒイ登り
パラダイスのような
まるで芝生のトレイルで
ガチガチに緊張した肩の力を抜く。
もう、五十肩が痛んで泣きそうだった。
どんよりとした空の下だけど
広い広場で大休止
麦茶が美味い。
虫の声に耕うん機の音が混ざり
里山は自然と人間との共生なんだよなぁ
とつくづく
さて、そろそろタイムアップ。
里山から幹線道路に脱出。
狙ったわけじゃないが、最寄りのコンビニ
スリーエフがあることを思い出した。
ソコソコにカロリー使ったからイイよねー
と、もちポニョシリーズの新作をGET!
安くて美味いわ〜〜〜〜
で、ここで早速妻からLINEが入る。
実にタイミングがいい。
さあ、走って気分上々
そそくさと返って、家事手伝いっすね〜