タイヤ交換
2013年 05月 28日
ライドの翌日には新しいGP4000Sと予備のチューブ2本、CO2ボンベ2本を買ってきた。
まさに新品のタイヤがお釈迦になった。
1ヶ月、500kmは走っただろうか。
ホイールをフォークから外し、しばし呆然と眺める。
実に、実に勿体無い。
気の緩みも確かにあったし、視力がついていってなかったのもある。
落石だらけの道は、もっと速度を落として走るのが今の自分の実力だ。
落石はタイヤのど真ん中で踏んだはずだが、左に弾いたらしい。
トレッドの真ん中からサイドウォールまで切れている。
トレッドの内部には補強ベルトがはいっていて内部に達していないところもあるが、サイドウォールは無残にもバックリ切れている。
この傷を塞がないで新しいチューブを入れてエアを充填したら、チューブが破裂してしまうのは当然の結果だよね。
外しただけの状態のタイヤを見てもよくわからなかったが、こうしてエアを充填した状態で見ればタイヤブートを使って補強しなければならない状態なのがよく分かる。
タイヤブートは実際手にとって見ると結構サイズがでかい。
よくお札をタイヤブートの代わりに使う、なんて話もあるが、お札を折って畳んでいくと丁度同じ大きさになりそう。
紙幣の強さからすればあながちウソじゃない気がしてくる。
23Cのタイヤの内部、ビートからビートまで覆うようなサイズは、デリケートなロードタイヤならこれで丁度いい補強ができるのだろうな。
というのが実感。
この経験を糧として、タイヤブートも購入してきた。
いくらパンクに強いタイヤでも、切れるときは切れる。
落石の多い道を走るときも多い自分には、助けてくれるメンバーがいるなかで、タイヤを切るパンクをしたのは救いだったし、だからこそいい経験だったとのほほんとしていられるのだ。