初日の出ライド2013
2013年 01月 01日
今年も隙あらば、ライドに出かけたいと思います。
どうぞよろしく〜
いつかやってやろうと意気込みながら、なかなか実現しなかった初日の出ライド。
寝過ごしちゃう、という自爆をせずに今年は3時半に出発です。
外の気温は零下2℃。寒いで〜
クラフトの半袖アンダー、ヒートテック長袖アンダー、UNIQLOのフリースジャージ、その上にウインドブレーカー
下はUNIQLOのタイツに薄手のオーバーパンツ。
首にはネックウォーマー
耳にイヤーウォーマー
一山越えて、野猿街道〜鑓水からR16〜橋本五差路からR129で湘南までまっしぐら。
通勤で慣れているとはいえ夜間走行は街灯の明るいルートをセレクト。
肌の露出した顔面に冷気が突き刺さるほかは、運動量と寒さを均衡させたペースメイクで寒さ知らずでノンストップ走行。
3時間ほどでサザンビーチに到着。
到着したときは真っ暗だったが、次第にほんのり東の空が明るくなった。
水平線近くが赤く染まり、空の明るさが増してくる。
全く見えなかった烏帽子岩が見えてくる。
日の出間際になると、空は急ぎ足に変化を見せる。
いよいよ日の出。
うすい雲間から日差しが走る。
2013年のスタートだ。希望に満ちた1年でありますように。
日が昇ってしまうと、集まっていた人々が散っていく。
夢中になっていたので、リュックに入れていたライトダウンジャケットを着ないで、手は素手のまま。
かじかんで手が動かない。グローブがはめられない。
苦戦してようやくグローブをはめて、海岸線を江ノ島に向けて走りだす。
柔らかいトーンの色彩の空と、それを映す海が綺麗だ。
寒さで腿がプルプル震えながら、スタンディングでゆっくり漕いでいく。
人通りが多すぎるので国道に出て江ノ島に走って行くと、路端でカメラをこちらに向けているので、もしやと振り返ると、富士山がバーン。
山頂から朝日が届いている。いやぁ、美しい〜
凄い渋滞のR136。
絶滅種と思っていた暴走族車の煙突から爆音を響かせ、めっちゃ不快。
これが元旦の江ノ島なのね。
東に向かってひた走る。
ガラの悪い雰囲気の江ノ島をパスして稲村ヶ崎に行こう。
江ノ島と海に浮かぶ富士山が見たい。
期待どおり、期待以上の眺め。
富士山の上に沈みゆく月が見えるのがなんとも趣がある。
富士山と月…そして海..眺めていると詩人になれそうな気がしてくる。
もう一度江ノ島に寄ってみるか。
少しはすいてくれば雰囲気も良くなるだろう。
サーファー達のライディングを横目に走っていると、ローディの集団の中に見かけた人が….
Oさん!
思わず叫んでしまった。
お互い、突然の出会いにビックリ。言葉が出てこない。
これからご家族で初詣、ということで先を急ぐOさんと感嘆なご挨拶だけでお別れ。
間を開けて訪れた江ノ島は、いつもの、僕の好きな江ノ島に戻っていた。
釣りする人もいない、静かなデッキは波の音が通りすぎていく。
ここまでMTBで来たぞ。
っていう写真を撮りたかった。
カモメがふんわり空をとぶ。
それだけで広い空間と風を感じる。
急ぎ足で流れていく雲。
体に清涼な芯のような力強さが注入されていく。
新鮮な気持ちで湘南をあとにする。
あとはまた3時間ほど、ペダルを回せば家につく。
ロードほどスピードは出せないが、それを寛容するMTBの心地よさがある。
さすがに昨日から一睡もしていないので信号で停車し目をとじると睡眠の世界。
頭は冴えているのになぁ。
いよいよ、体が重い。補給も少なかったしここいらで一発甘いものを。
というわけでオシャレにスイーツ男子。
マロンクリームと生クリームとその下のプリンが良い感じ。
でもちょっと甘すぎるな〜〜〜
コーヒーも頼めばよかったな〜〜
とチマチマ喜んで食べているここはミニストップのイートイン。
気の利いたカフェではありません。
あと30分ほどで帰宅できる距離なのですが力尽きましたw
走行距離120km