クルマに昂らないその訳は....
2009年 08月 26日
たまに眺めるショールームにどんなクルマがあるのか楽しみだったりするのです。
良いクルマかどうかは、そのクルマのシートに座ってみればわかります。
そのクルマが加える加重に対してドライバーをいかに支え、ドライビングに集中できる快適さをを確保できているか、で素性がはっきりするからです。
スポーツドライビングにしてもツーリング、街乗りにしても、クルマのデザインコンセプトとシートの設計は協調してあるものだ、と僕は考えています。
残念ながら、ショールームのクルマに全部座ってみましたが、良かったのは2台だけ。
RVテイストのツーリングワゴンのそれは、適度なホールド感とリラックス感を兼ね備えた、どこまでも快適に遠くへ走っていける。またその乗車している間も豊穣な時間を過ごせる様な快適さがありました。
残念ながらエクステリアもインテリアも僕の好みではなくなってしまいましたけれど....
もうひとつはエクステリアも一目瞭然、スポーツドライビングの要素を明快に打ち出したクルマ。
これはメーカーオリジナルではなくてレカロのバケットタイプのシートでした。
あえてコメントすることもないでしょう、クルマのキャラクターに合致してますね。
バブル期までは各社どんなクルマもどこかしらに個性的な要素を持っていて、そこがチャーミングポイントになっていたのですが、景気の後退したご時世では、どれもこれも中庸なクルマばかりになってしまいました。
どちらかといえばマイノリティのこのメーカーは、マイノリティであるがゆえに個性的で、走らせればニヤリと笑えることろを見つけられたものなのですが.....